館長雇止め・バックラッシュ裁判の報道93本に

夏休みに、報道記事をまとめて読むかたもいるそうです。ファイトバックの会ホームページには、2008年夏現在、合計93本の記事が掲載されています。

こちらhttp://fightback.fem.jp/minimokuji.html
会員が読者のミニコミ誌・紙がほとんどですが、一般紙にはない篤い思いがこもった破格の扱いで掲載して下さっています。おかげさまで、当裁判の内容や意義が少しずつ広まってきています。

裁判長の判断が、こうした日本全国の思いや期待にこたえるものであることを祈らずにはいられません。

ファイトバックの会(2008年盛夏)

# by fightback2008 | 2008-08-08 14:04 | マスコミ・ミニコミ報道 | Trackback | Comments(0)

ファイトバックの会ブログが新しくなりました

館長雇止め・バックラッシュ裁判は、控訴審に舞台が移りました。そこで、ファイトバックの会のブログも心機一転。アドレスがちょっと変わり、Webチームのスタッフもちょっと変わりました。これまで同様、ごひいきによろしうお願いします。

ファイトバックの会ブログの新アドレスは fightback2.exblog.jpです。


ファイトバックの会

# by fightback2008 | 2008-08-07 23:25 | ファイトバックの会の活動 | Trackback(1)

今も昔も女は仮雇い

三井さんをずっと応援し続けてくださっている、福井県の橋本チエ子さん、80歳をこえていまなお衰えない視点で、今も続く女性差別について、やんわり、チクリとさびの効いた文章を、素敵な字で投稿してくださいました。タイピングしましたので、じっくりとあじわってくださいね。




【今も昔も女は仮雇い】

終戦のころ、ある官庁に勤めたことがある。ほんの2,3年だったが。

それを言ったら、ある人、社会保険事務所に申請して、年金記録を上積みしてもらえと、えらく勧めてくれる。何でも、よく似たケースの人が申し出たところ、メデタク年金実績につながったそうだ。

そんならと、ついその気になって社会保険事務所に足を運び申し出てみた。結果はダメ。そんな私の記録など気配もないとのこと。つまり私は、その官庁の本雇いではなかったのだ。
 
けれど、こんなことは珍しくも何ともない。「女の子」は多く、人を雇うためにともなうさまざまな事務処理を省略される。私は出先での仮雇い扱いだった。この「女の子」的軽い扱い方は、その後、「おばさん」的扱い方を引き起こして今に続いている。

けれど、あらゆる女性差別をなくすための女性差別撤廃条約と男女共同参画社会基本法の由来で造った拠点で、館長の非常勤雇い、茶番劇でのクビ切り、とは驚き。 

豊中市っていい度胸してるんだなあ。いや、なあんにも分かっていなと言うべきか。

でも、まさか裁判長さまは、そうじゃないと信じる。


福井県越前市野上町    橋本チエ子

# by fightback2008 | 2008-07-29 20:54 | 応援メッセージ | Trackback | Comments(0)

7月24日の、京都での裁判報告会がJANJAN記事に

インターネット新聞JANJANに、7月24日の記事が掲載されました。

暑中お見舞い申し上げます。

「非常勤は21世紀の奴隷制度」——祇園祭の京都で「2人のマリコ」裁判報告会
さとうしゅういち 2008/07/29
http://www.news.janjan.jp/area/0807/0807262913/1.php

祇園祭も終盤となった24日、京都市内で女性センターに非常勤で勤務していた「2人のマリコ」さんの裁判報告会がありました。ひとりは、京都市女性協会に勤務していた伊藤真理子さん。もうひとりは豊中市の「とよなか男女共同参画推進センターすてっぷ」の非常勤館長の座を追われた三井マリ子さんです。


非常勤は21世紀の奴隷制度!と思ったら、記事下部のボタンをクリックしてください!

さとうしゅういち

# by fightback2008 | 2008-07-29 20:51 | マスコミ・ミニコミ報道 | Trackback | Comments(0)

訴えただけでも価値がある! 2人のマリコさんの裁判から

7月24日の京都の報告です。

主催者にとって思いのほかたくさんの方が来てくださり、ありがとうございました。

会場からの「裁判を持続する力はなんですか?」という質問に伊藤真理子さんは、「男女平等を信じているからでしょうね」と応えられました。
この言葉によって、会の主催者は、会をもてて良かったと満足を得られた会になりました。
きっと暑い中足を運んで来られた参加者も、来て良かったと思った方が多かったと思います。

伊藤さんは、相談員(カウンセラー)です。その仕事は根本に「社会をよくしていくこ と」ということがあります。それを信じて、誇りをもって仕事をして来た伊藤真理子さん、かっこ良かったです。

集会のタイトルは「訴えただけでも価値がある!」でした。
裁判に訴えることは「見えにくい問題を目に見える ものにすること」だと思いました。

Kamp!
Fight !
Fight back !

もう一度おふたりのマリコさんありがとう!

司会の二岡さんありがとう!

来てくれた皆さんありがとう!

簡単な報告です。 

ふじみつこ

# by fightback2008 | 2008-07-29 14:42 | ファイトバックの会・大阪以外 | Trackback

7月24日 京都アスニーにて

女性センターの非常勤職だった2人の「マリコ」さんの裁判報告会が、7月24日(木)、18時半から京都市の京都アスニー第一研修室(2Fの和室)で行われました。


なぜ提訴したかを語る伊藤真理子さんと司会のにおかみるこさん(左)


「非常勤は21世紀の奴隷」と力を込める三井さん

# by fightback2008 | 2008-07-28 20:52 | 活動報告 | Trackback

7・24京都アスニー 二人のマリコ・・女性センター非常勤裁判報告会へどうぞ!

女性センターに勤めていた非常勤のお二人の裁判報告会が京都で行われます。

ひとりは豊中市から「雇止め」にあった三井マリ子さん。もうひとりは京都で「賃金差別」を受けた伊藤真理子さんです。

お二人とも、一審の地裁段階では、残念な敗訴です。

しかし、最近は、高裁段階で、一審よりも労働者有利の判決に転ぶケースがあります。
松下偽装請負事件は記憶に新しいですし、中野区の保育士の雇止め事件では、高裁では地裁よりも損害賠償額が上積みされた上、その後、原告が復職まで果たすという快挙を成し遂げています。

ぜひ、あきらめないで戦うお二人のお話を聞きましょう!

7月24日(木)6時半から 京都アスニーにて
報告 伊藤真理子/三井マリ子。 祇園祭が終盤となる24日、これに来なきゃ「後の祭り」です。

男女共同参画推進センターを相手に裁判をしている2人のマリコさん。2人が原告になったのは歴史の必然です。

これまでパートと言うだけで、低い賃金、雇用主の都合による首切りが許されてきました。悔し涙を流した女たち、生きることに必死で裁判もできない人たち・・・

2人のマリコさんは、こうした無数の人たちの願いを背負っています。2人から、裁判の中身をじっくり聞き、あなたの問題も話し合いましょう。

ウイングス京都で相談員として働いていた伊藤真理子さんと、三井マリ子さんを京都にお迎えして集まりをもちます。

みなさん、このすばらしい企画に参加がてら、祇園祭でにぎわう京都に遊びにいらっしゃいませんか。祇園祭は7月1日から1ヶ月続きます。京都八坂神社のお祭りで、江戸中期から女人禁制になりました。しかし2001年から「山鉾町の判断で祇園祭山鉾連合会に届け出るという形で女性の参加を容認する方針が決まり、南観音山で2名・函谷鉾で3名の女性囃子方の巡行参加が一部で認められた」そうです。
ちらしはこちら

ファイトバックの会

# by fightback2008 | 2008-07-16 22:05 | 集会開催のお知らせ | Trackback

ファイトバックの会への連絡方法

館長雇止め・バックラッシュ裁判は、原告が三井マリ子さんで、被告が豊中市と財団です。
「ファイトバックの会」という支援する会の代表は上田美江さんです。連絡先は大野協同法律事務所です。これは、主任弁護団の一人大野町子弁護士の事務所です。
大野弁護士は、連絡先としてご自身の事務所を使っていいとおっしゃってくださいました。ご好意で電話もファックスも使わせていただけることになりました。ただし、使用時間は午後5時までです。
ファイトバックの会には、メールでも連絡がとれます。メールに送信していただけると、会の複数が対応できるようになっています。

ファイトバックの会(代表 上田美江)
大野協同法律事務所内
電話06-6365-5215
Fax 06-6365-5550  
E-mail fightback@hh.fem.jp

三井さんの代理人は全部で39人。そのお名前はこちら
http://fightback.fem.jp/bengodan-jyusyo_38.html

# by fightback2008 | 2008-07-15 20:46 | ファイトバックの会とは? | Trackback

控訴審の第1、第2準備書面

ファイトバックの会ホームページに控訴審の第1、第2準備書面が掲載されました。6月5日、交流会参加者には、印刷版が配布されましたが、その元になったデータです。

http://fightback.fem.jp/koso_teisyutubun_mokuji.html

その中の「第1準備書面」が、控訴審であらたに主張した「人格権侵害」についての訴えです。雇止め自体違法性が高いが、その雇止めの方法(やり口)が、いくら何でもあまりにひどい、働く者の人格を侵害しているというものです。

人権侵害は聞いたことあるけど、人格権侵害って何? 人格権ってどういうもの? という方もぜひぜひお読みください。職場で雇い主から嫌なことをされて悩んでいるあなたの日々に、この法理があてはまるかもしれません。もしかして同じかもしれません。

読んで、感想をお寄せください。

ファイトバックの会

# by fightback2008 | 2008-07-14 22:06 | 裁判情報 | Trackback

ミニコミ報道をまとめたページ

当裁判に関する過去の報道は、以下のサイトにまとまっています。ただし、インターネット新聞などウェブ媒体はカバーしていません。

http://fightback.fem.jp/minimokuji.html

大手メディアは、例外を除き、まったく報道していません。しかし、裁判に心を打たれた人たちが、裁判資料を読み自分で投稿をし、それがミニコミ誌記事へとつながっています。新しいメディアの形といえます。

ファイトバックの会

# by fightback2008 | 2008-07-14 22:03 | マスコミ・ミニコミ報道 | Trackback

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