2008年 8月 9日
夏の高校野球 倉敷商業が初戦突破
甲子園球場で熱戦が続く夏の高校野球は9日の第2試合で、倉敷商業が佐賀商業を破り、19年ぶりに初戦を突破しました。先手を取ったのは倉商、3回裏の攻撃。2アウトから1番湯浅がデッドボールで出塁するとすかさず盗塁を決め、2アウト2塁とします。ここで、2番近藤が、三遊間をしぶとく抜くタイムリーヒット。欲しかった先制点を奪います。さらに7回、1アウト2塁から、9番木元が1塁線を破るタイムリーツーベース。倉商に貴重な追加点が入り、2対0とします。投げては倉商の先発、木元が毎回のようにランナーを出しながらも持ち前の制球力で要所を締め、ゲームセット。倉商が2対0で勝ち、19年振りの初戦突破を果たしました。倉商は、3回戦で静岡の常葉菊川と対戦します。

お盆の帰省ラッシュ始まる
お盆をふるさとで過ごす人たちの帰省ラッシュがきょうから始まり、JR岡山駅でも終日、混雑しました。JR岡山駅の下り新幹線ホームには列車が到着するたびに大きな荷物を抱えた家族連れが降り、足早に目的地に向かう姿が見られました。JRによりますと9日の新幹線自由席の乗車率は午前10時40分発博多行きののぞみが130%となったのを最高にほとんどの下りの新幹線で乗車率が100%となっています。一方、在来線では瀬戸大橋線で午後2時5分発宿毛行きの南風が乗車率200%、また伯備線では午前10時5分発、出雲市行きのやくもが乗車率180%となりました。この帰省ラッシュは13日まで続くということです。

井原の女 自宅で3人目の乳児の遺体発見
井原市の女が自宅で出産したばかりの男の子を窒息死させ、その後、別の赤ちゃんの遺体が見つかった事件で、9日、女の自宅から3人目となる赤ちゃんの遺体が見つかりました。遺体が見つかったのは井原市笹賀町の青果店店員、佐々木博美容疑者(41)の自宅の車庫にあった衣装ケースの中です。遺体は出産直後の赤ちゃんで死後、1年以上たっていると見られています。佐々木容疑者は先月30日、出産したばかりの男の子を窒息死させた疑いで逮捕され、今月7日には自宅から別の赤ちゃんの遺体が見つかっていました。これで見つかった赤ちゃんの遺体は3人目となりました。警察の調べに対し佐々木容疑者は「今までに4回、子供を産んで放置した」と供述していて警察では見つかった赤ちゃんは佐々木容疑者が産んだと見て死因や親子関係について調べています。