2008年8月9日 20時34分更新
甲子園球場で行われている夏の全国高校野球、大会8日目の9日、第2試合で岡山代表の倉敷商業は佐賀商業と対戦し、2対0で勝って19年ぶりに初戦を突破しました。
両チームとも無得点で迎えた3回の裏、倉敷商業はツーアウトながらデッドボールで出塁した1番湯浅が2塁への盗塁に成功し、先制のチャンスを迎えます。
ここで2番近藤が、ファウルで粘ったあとの10球目をレフト前へ運び、先制点を入れます。
さらに倉敷商業は7回の裏、ランナーを二塁に置いて、9番・キャプテンの木元がライト線へタイムリーツーベースを打って待望の追加点を挙げます。
守ってはエース木元が得意のスライダーを武器にコーナーを丁寧に突くピッチングで佐賀商業打線を完封し、2対0で勝って平成元年以来19年ぶりの甲子園初戦突破を決めました。
倉敷商業の森光淳郎監督は、「打たせて守るという自分たちの野球ができた。次の試合も粘り強く守っていきたい」と話しました。
勝った倉敷商業は大会12日目に、強豪、静岡県の常葉菊川高校と対戦することになりました。