予定時間より早く麻酔薬投与 青森・医療事故

 あおもり協立病院(青森市)で麻酔薬を投与された70代男性が意識不明になった医療事故で、同病院は9日、麻酔薬を予定より数時間早く投与するミスがあったと発表した。

 病院によると、主治医は7月10日、不整脈治療のため看護師に麻酔薬の投与を指示。看護師が静脈注射で投与した後、患者は意識不明になった。院内マニュアルでは医師の立ち会いが必要だが、立ち会っていなかったという。

 病院は外部委員を含む事故調査委員会を設置、原因を調べている。横田祐介院長は「深くおわびし、最善の治療に努める。患者家族の意向で詳細な報告は差し控えたい」とコメントを出した。
2008年08月10日日曜日


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