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武雄市民病院:民間移譲 救急医療再開へ 池友会から派遣受け /佐賀

 ◇11日までに9人体制

 武雄市民病院は7日、民間移譲先の医療法人財団「池友会」(北九州市門司区)から、11日までに4人の医師派遣を受け、現在の医師5人と合わせて9人体制で救急医療を再開すると発表した。急患を年中無休で24時間受け付ける。9月1日には、12人体制に強化するという。市民病院は退職する医師が相次ぎ、今年4月1日から救急受け入れと午後の外来診療を休止していた。

 救急医療では、救急車で搬送される患者に限らず、自家用車などで運ばれる患者も時間を問わずに受け付けるという。だが、再スタートにあたって救急医療体制が完全な状態とはいえないといい、今後、徐々に体制を充実させていく方針。

 午後2時~翌朝8時の間の救急救命医療の体制は、市民病院の医師2人と池友会から派遣される1人の計3人で受け持つ。

 市民病院の蒲池真澄医療統括監は「市民のための真の市民病院にする。救急車のたらい回しはしない」と述べた。【原田哲郎】

毎日新聞 2008年8月9日 地方版

 
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