労災保険の特別加入制度を悪用して休業補償給付金をだまし取った事件で、京都地検は5日、詐欺罪で、京都市伏見区深草西浦町6丁目、会社役員金道龍容疑者(78)と山科区東野井ノ上町、無職高島敏容疑者(66)を起訴した。
起訴状によると、2人は昨年11月、交通事故で休業したと偽って、30日間の休業補償金と治療費の計約140万円を京都南労働基準監督署からだまし取ったとされる。