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コンテナ撤去費求め韓国の運送会社を提訴 山形県
庄内沖海底に韓国籍船から落ちたコンテナが沈んでいる問題で、山形県は8日、韓国・ソウルの運送会社「ヒュンガーシッピング・カンパニー・リミテッド」を相手取り、コンテナの撤去費用約3億8600万円の損害賠償を求める訴訟を東京地裁に起こした。
県生産技術課によると、平成14年11月、悪天候により、庄内沖を運航していた同社の貨物船からコンテナ13個が海に流出。国と県、地元漁協などは、18年7〜8月、費用約3億8600万円を負担して、漁業への影響が懸念された3個を海底から引き揚げた。
県は、これまで同社に、3個の撤去費用の支払いを求めていたが、同社が応じる姿勢を見せないため訴訟に踏み切った。