2007.11.18
category : VOCALOID2 初音ミク
ニコニコに上げた
アルカデルトのアヴェ・マリアが、出だし好調で嬉しい気分です。
最近、一番町の河合楽器(地元に居れば、相模大野の山野楽器なんですがね……仙台には山野楽器がないので)に寄って、楽譜を探すのが一つの楽しみになってきました。
そういう店に寄ったとき、昔は輸入盤のCDにをあさっていたものでしたが……最近は、ミクにどんな歌を歌わせようかな、といろいろ考えながら、楽譜を見ているという感じです。
ミクの打ち込みに使ったアルカデルトの楽譜は、(株)ショパンから出ている「For Voice and Piano アヴェ マリア 11 Songs」。
これも河合楽器で買ったものです。定価2,900円でCDつき。アルカデルトのほか、カッチーニ、ヴェルディ、サン=サーンス、トスティなど……これにメジャーどころのグノー/バッハ、シューベルト、モーツァルトが入ってます。
私が持っているスラヴァのアヴェ・マリアのCDで聴いて、気に入ったアヴェ・マリアばかりが入っていたので……これはどうしても欲しいと思って買いました。
なお、アルカデルトの次は、トスティで作ろうかな、と思っています。イタリア語ならラテン語系だし、発音も難しくないだろうな、という判断です。
こうして省みると……声楽というものに、昔から興味をもっていたんだと思います。
ベートーヴェンの第九もそうだけど、マーラーの復活(交響曲第2番)、千人の交響曲(交響曲第8番)とか……昔からそういった作品が好きだったし。
そういった秀逸な声楽を聴いていて思うのは、人間の声というものは最高の楽器だ、ということでした。
「声仏事をなす(声というものは、仏の仕事をなす)」と日蓮大聖人はおっしゃっているけれど、声というものは非常に力を持っていると思います。
人間がどんな人であれ、持っている声というものは、誰もが使えるものでありながら、その人にしか使えない響きというものがあるし。
声を使った音楽、声楽の持つ神秘性……それが、私が第九や復活、千人の交響曲を聴いたとき、私の琴線に触れていったのかもしれない。
初音ミクは、家に居ながらにして声楽に手を出すことを可能にしてくれました。
もちろん、VOCALOIDの技術はミク以前からもあったわけだけど……ミクが私にこういう世界があることを教えてくれた、それは事実です。
我が家に来た嫁に、もっといろいろな歌を歌わせてみたい、と思いました。
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