8日夜に行われた北京五輪開会式の視聴率が中国で98.1%に上ったことが9日、中国の市場調査会社CTRの調べで分かった。調査は15都市の1500人を対象に電話などで実施。開会式の中継はテレビだけでなく、インターネット、ラジオ、携帯電話を通して視聴した人もいた。
「開会式の演出に満足した」と回答した人は90.3%、1984年ロサンゼルス五輪体操男子金メダリストの李寧さんがワイヤを使って聖火をともした方式について「中国の特色を体現していた」と答えた人は75.3%だった。
一方、新華社電によると、中国共産党機関紙・人民日報などが開会式終了後、北京市内で各5万〜10万部の号外を配布した。9日付の中国各紙は開会式の記事と写真で埋め尽くされた。(時事)