9日、グルジア中部のゴリで爆撃を受け炎上するアパートの近くを走る兵士たち(ロイター=共同) ロがグルジア空爆継続 南オセチア、州都で戦闘【モスクワ9日共同】グルジアからの分離独立を主張する南オセチア自治州へのロシアの軍事介入で、ロイター通信は9日、ロシア軍機がグルジア中部のゴリ近郊で同日午前(日本時間同午後)、空爆を実施したと報じた。グルジア領内でのロシアの空爆は8日に続き2日目。 インタファクス通信によると、ロシアのメドベージェフ大統領は9日、グルジア側に戦闘停止を強いるため作戦行動を行っていると述べ、国際社会が求めている即時停戦には応じない姿勢を示した。 ロシア軍当局は同日、ロシア軍機2機が撃墜されたことを確認した。操縦士は不明という。 南オセチア自治州の州都ツヒンバリでは9日未明も、自治州内に進攻したグルジア軍と、ロシア軍の支援を受けた南オセチア側との散発的戦闘が続いた。停戦実現には親米のサーカシビリ・グルジア大統領を強力に支援してきた米国の仲介が焦点となりそうだ。
【共同通信】
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