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 灌水設備は、管理棟内に設置された肥料養液タンクと酸養液タンク・アルカリ溶液タンク等の各種タンクと灌水ユニットから構成されるシステムを自動制御して温室内に設置された灌水チューブに必要量の養液を灌水するものである.。
 この自動制御は、コンピュータ管理設備によりデイリーワークで行い、現段階に於ける最新設備である。
 温室の各畝(うね)毎に配置された灌水チューブからマイクロチューブ+ドリッパーを介して栽培植物の根本に直接灌水する仕組みとなっている。

 灌水設備には、循環型養液栽培システムと非循環型養液栽培システムがあります。
 現在、日本では非循環型養液栽培システムが多く採用されています。
 当社としては、近い将来、欧州と同様に排液を外部に出さない循環型養液栽培システムが標準となる事に対応し、オプションとして循環型養液栽培装置の導入・設置も行っています。
 循環型養液栽培システムには、温室内で出た排液(養液灌水の残水)を栽培ベッドを用いて、収集し、紫外線殺菌装置にて精製して、養液の原水として再利用します。
 再利用する原水のEC・phを灌水ユニットにて測定し、再利用の為の調合を行い再度、灌水致します。
 

灌水制御盤
灌水制御装置(Type A)

原水タンク 及び 養液タンク
原水タンク 及び 養液タンク


灌水制御装置(Type B)
 

温室内圧力制御弁
 

紫外線殺菌装置
 

マイクロチューブ及びドリッパー