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2008年8月8日(金) 19:20 |
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最高裁が上告棄却、岡山市敗訴
岡山市立病院の管理者に法外な報酬が支払われているとして、市民オンブズマンが差し止めと返還を求めた裁判で、最高裁は原告の主張を認める1審判決を支持、上告を棄却し、岡山市の敗訴が確定しました。
この裁判は、岡山市が設置した市立病院の管理者に支払った報酬が法外で違法だとして、市民オンブズマン岡山が支払いの差し止めなどを求めていたものです。 岡山市は管理者に対し、3つの市立病院の赤字削減額の20パーセントを報酬として支払うことを条例で定め、これまで8300万を支払い、さらに7400万円を支払うことを決めていました。 1、2審で岡山地裁が支払いの差し止めなどを命じたため、これを不服とした岡山市は、最高裁に上告していました。 しかし最高裁が上告を棄却したため、敗訴が確定したもので、岡山市では、7400万円の支払いを差し止めることなどを決めました。
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