岡山放送局

2008年8月9日 0時16分更新

日銀の小学生向けセミナー


お金や日銀が果たす役割などについて親子で学ぶ教室が、8日岡山市の日銀岡山支店で開かれています。

この教室は、より多くの人に日銀への理解を深めてもらおうと日銀岡山支店が去年から開いています。

教室では事前に申し込んだ小学1年生から6年生までの親子連れあわせて15人が参加し、はじめに日銀がお札を発行したり、銀行のお金を預かったりしていることなど、日銀の役割について学習しました。

そしてお札の偽造防止のための技術について学び、参加者はお札を電灯にかざして「透かし」を見たり、1万円札と5千円札は特殊なライトの光をあてると光るように加工されていることなどを学んだりしていました。

また、1億円の札束と同じサイズの紙の束が用意され、子どもたちは両手で抱えてその重さを確かめていました。

参加した小学生の1人は、「お札にこんな偽造防止の細工がしてあるとは知りませんでした。きょうはすごく楽しく見学できました」と笑顔で話していました。