竹田 恒泰

「誰も語れなかったシリーズ」

講演演目

01 『誰も語れなかった環境学』 〜環境問題のメカニズムを徹底解説
 目からウロコ、大爆笑の環境学。でも最後には「笑っている場合じゃない」と気づくはず。政治や商売のネタとして利用されやすい環境問題は間違って理解されることが多い。今まで常識として疑わなかったことが次々と覆される驚きの二時間。誰も語らなかった真実の環境学を竹田が勇気をもって語る。
02 『飢え死に列島』 〜食料危機と遺伝子操作 あなたはこの時代に生き残れるか
 日本の歴史は飢餓の歴史であった。増え続ける人口と、減り始めた食料が、日本を飢餓の時代に引き戻すか、食料危機の実態に迫る。また今世界中で注目を集める遺伝子操作は人類に何をもたらすか、「不自然な収穫」の実態を暴く。もはや戻るべき自然はなく、自然食品も危険な食品といわざるを得ない。我々は一体何を食べればいいのか。自分の身は自分で守るしかない。
03 『ゴミ爆発列島』 〜食物兵器ともいえる環境ホルモンの実態
 世界最悪のゴミ行政を徹底分析。日本はベトナムと並ぶダイオキシン汚染国。脳を狂わせる恐怖の物質環境ホルモンの実態に迫る。もはやこの環境で育った子供は、狂わない方が狂ってる。環境ホルモンは正確な知識を持つことである程度は回避可能。環境ホルモンは環境問題の中で最大の問題といえる。
04 『リサイクルは地球を救わない』 〜循環型社会を江戸に学ぶ
 みんなリサイクルは地球を救うと思っているが、それは大きな間違い。リサイクルは時間稼ぎにはなっても切り札にはならない。今話題の循環型社会とはなにかを分かりやすく解説。市民が賢くなることでしか理不尽な仕組みは変わらない。運動のための運動にならないために、無知は罪と言われないために、正確な情報を伝える。
05 『地球は本当に温暖化しているか?』 〜濡れ衣を着せられたCO2
 暑いとニュースになるが、寒いとニュースにならない。温暖化を研究すると研究費が出るが、寒冷化を研究すると研究費は出ない。気象学は最も未発達の学問分野であり、百年後の天気は分かるはずもない。コップの氷が溶けても水が溢れないように、北極の氷が解けても水位は上がらない。温暖化は起きているか、二酸化炭素の排出は何をもたらすか徹底分析。
06 『原子力はどのくらい石油を使うか』 〜原子力の議論総点検
 年に一回の原発定期点検で放射能を雑巾で拭く作業を浮浪者にやらせている実態。一定の確率で労働者が死んでいくことが前提の産業の実態を暴く。原子力を稼動させるには大量の石油が使われていて、原発では二酸化炭素を抑えられない。原発に関する全ての議論を点検する。
07 『資源大国日本』 〜日本に有り余る資源の実態、枯渇しない石油とどう付き合うか
 日本は昔から資源大国であった。有り余る資源が存在していながら、その資源の活用を意図的に法律で縛っている。日本には石油がないだけ。牛一頭の糞から家一件分の電気が取り出せるし、小川があれば水車で電気を起こせる。日本のエネルギー問題を掘り下げる。
08 『エントロピー』 〜物理ってこんなにおもしろい 環境学の本質はこれだ!
 環境問題はエントロピー問題である。この理解困難な物理理論を、カバでも分かるように解説。エントロピーを知らずして環境を語るべからず。地球の限界と成長の限界を知り、環境問題を解決可能な問題に導く。
09 『成長してはいけない』 〜シャブ漬けの経済成長からの脱出
 世の中は成長することを前提に組み立てられている。成長は善であると教え込まれてきた。ところが成長し続ける前提ではいつか破綻が訪れる。21世紀はいかに成長せずに繁栄するかを追求しなければいけない。今日本経済は成長しなければいけないという呪縛に縛り付けられている。視点を転換すると世界が開けてくるはずだ。
10 『外交大国日本』 〜戦争と核と日本
 実は日本は外交一流国。日本のパスポートは世界中を旅できる無敵アイテム。これは日本外交の積み重ねた結果である。米国外交の結果は911事件であった。世界から馬鹿にされてきた日本の弱腰外交は、実は最大の成果を上げていたのだ。日本がやれること、やるべきことは山ほどある。戦争の本質と日本の外交を掘り下げる。