2008年8月9日 0時16分更新
倉敷市のチボリ公園がことしいっぱいで閉園する方針が決まったのを受けて8日、県議会の議会運営委員会で今後の対応が協議され、知事の責任を問うための議論の場を設けるべきだという意見が出されました。
8日開かれた県議会の議会運営委員会には、各会派から14人の議員が出席し、6日開かれたチボリ公園の運営会社の取締役会で、会社を解散してことしいっぱいで閉園する方針が決まったのを受けた県議会としての対応を協議しました。
はじめに、委員会に招かれた島津副知事が県の考え方について説明し公園の経営が立ち行かず知事も閉園はやむを得ないと考えていることや、今月11日にすべての議員が出席する会合の場で知事が自ら報告することを明らかにしました。
これに対して出席した議員からは、公園の跡地を県はどう再開発しようと考えているのかなど質問が相次ぎ、今後、知事の責任を問うための議論の場を設けるべきだといった意見が出されました。
島津副知事は「公園を運営する会社の株主総会が終わってから総括したい」と述べ、知事の責任や閉園後の再開発などについての県の考え方は、今月26日の株主総会のあとに明らかにする考えを示しました。