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北京オリンピック特集

ピッチャーを腐らす三塁・二岡のヘボ守備

 どれだけ迷惑をかければ気が済むのか。

 みっともないスキャンダルでチームの士気に水を差した二岡が、復帰したらしたで今度は、投手の足を引っ張りまくっているのだ。

 4日夜の中日戦もそう。1―1の同点で迎えた三回の守備で、三塁線に飛んだ井端のたいして鋭くもない打球を“後逸”。

 打球がアンツーカーでイレギュラーし、グラブをかすめて抜けたため、記録こそ「二塁打」とされたものの、フットワークが鈍く、腰高のうえに下から上に出すべきグラブを逆に使ったこの守備は、事実上のエラーと言っていい。

 結局、これが中日の勝ち越し点につながり、すっかり気落ちした先発の木佐貫は、五回途中3失点でKO。200勝がかかる中日の先発・山本昌の前に、反撃ムードは完全に途絶えてしまった。

「そうでなくても、ここ数年の二岡は足の故障もあって、特に守備範囲の衰えが顕著。三遊間、二遊間に飛んだボテボテの当たりがヒットになるケースが増えて、投手陣からはブーイングが出ていた。二岡から遊撃のレギュラーを奪った坂本も12失策(リーグ2位)とまだまだだが、それでも投手陣の多くは『二岡よりは、はるかにマシ』と言っていますからね」(チーム関係者)

 開幕戦で故障して二軍暮らしが続いた二岡はこの日で11試合目の出場。不慣れな三塁守備とはいえ、9試合で3つの失策を記録している。

 打っても、二回に犠打を決めた以外は五回に見逃し、七回に空振りと2三振。打席でもまったく覇気がなく、ベンチの重苦しいムードに拍車をかける始末だった。

 オフのトレードのためか、哀れみなのか、それでも原監督は「『三塁はオレに任せろ』という選手が出てきて欲しい。名前は言わなくても分かるだろ」と二岡に奮起を促し、使い続けるつもりらしい。

 これでは投手はたまらない……。

(日刊ゲンダイ2008年8月5日掲載)


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