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【北京五輪】日本人美人アナに中国人「おかしいでないの？」

2008年08月08日14時01分 / 提供：INTER News

meta-creation_date: 08/08/2008 23:01:00

日本人美人アナに中国人「おかしいでないの？」

アイヤー！　はじまったアルよ！　ついに北京オリンピック始まったアル！　まさに開催の時を迎えた『北京オリンピック 2008』。まさに世界中のマスコミが中国に集まるという。いままでにない状態となっている。もちろん、日本の取材班も多くが数日前から現地入りし、現地の様子を取材している。そんななか、ひとりの美人記者が中国人たちの目にとまり、「なんぞこれ」「おかしいでないの？」と、不思議がられてしまったのだ。

不思議がるのもそのはず、日本人の女子アナが小さいハンディタイプのビデオカメラを持って街を歩いているシーンを、局のカメラマンがデカい業務用のカメラで撮影しながら歩いたせいだ。きっと、女子アナがビデオカメラを持って歩くことにより、「私の視点で五輪を取材♪」としたかったのだろう。しかし、はたから見れば、小さいカメラで撮って取材している女子アナを、ドでかいカメラで撮って取材しているカメラマンという組み合わせに対し、中国人たちは違和感を感じたのだろう。「なんでデカいカメラあるアルのに小さいカメラで撮るアルか!?」といったところだ。

確かに、ひとりの女子アナがハンディタイプのカメラで撮影しつつ取材をしたと日本で報じれば、演出として面白いものになるかもしれないが、その裏側を見てしまうと、なんとも興ざめといったところである。このことについて取材班が成都や昆明の中国人に「このような演出は中国でもあるのか？」と電話取材をしたところ、「ないアル」と答えてくれた。このようなやり方は、中国では珍しい演出方法なのだろう。

中国ニュースサイト『天山』の記者の話によるとこの女子アナ、中国人たちからモテモテで、彼女の周囲から人だかりがなくなることはなかったという。小さいカメラで撮る女子アナを大きなカメラで撮るカメラマン、そしてそれらをケータイやデジカメで撮りまくる中国人。なんともおもしろい現象だ。

『北京オリンピック 2008』を日本のマスコミ各局が、単なるスポーツ競技の祭典で終わらせる事はないだろう。どこの番組も演出や仕込などが加熱し、中国に迷惑をかけなければいいのだが……、やや心配である。