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2008.08.08 23:16 |  診療  |  精神科一般  |  NINA  | 推薦数 : 0

驚きのカウンセリング。

患者さんの中には,ときどき診察以外にカウンセリングを併用してらっしゃる方がいらっしゃいます。

私自身も「薬物療法だけでの改善は難しいかも」と思ったら,カウンセリングやデイケアなど診察以外の治療の手立てを考えることはよくあるのですが,当然自分の病院のデイケアのことは知り尽くしているので安心してお勧めできるし,カウンセリウングをお願いするスタッフの人柄や技量もよくわかって信頼した上でお願いしています。

でも,私が診察でお会いする前からすでに他機関でカウンセリングを受けている患者さんもいらっしゃるわけで,そういう場合は私の存じ上げないカウンセラーの方に面接していただいていることもあるわけですが,お話を詳しくお聞きしてみるとなんだかとんでもない話が飛び出すことがあったりして。

えっ,そんな面接アリ?! みたいな。

そのカウンセリングはいったいどこへ向かっているのか,患者さん(カウンセラーのところではクライアントですね)をどのように見立てていらっしゃるのか。

そしてお話を伺った私のあたまの中ははてなマークだらけにもかかわらず,患者さんやご家族はそのカウンセリングに何ら疑問を感じていらっしゃらない,むしろかなり満足して信頼もしていらっしゃる場合。

初対面の私にいったい何ができるのでしょうか。

まさか「そのカウンセリングはやめたほうがいい」なんて言えないし,でも到底そのカウンセラーさんと治療チームを組みたい気持ちにもなれないし。

そうなると,やんわりと診察をお断りせざるを得ない(苦笑)。

でも,患者さんやご家族によいカウンセリングを見抜けというのはたしかに無理な話ですよね…。
いや,気に入って通ってらっしゃる時点で,患者さんにとっては「よい」カウンセリングなわけですもんね。

なんだかとても考えさせられてしまいます。

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