女性の育休取得率は89% 男性1・56%、厚労省調査厚生労働省が8日発表した2007年度の雇用均等基本調査によると、06年度に出産した女性の育児休業取得率は89・7%で、2年前の前回調査より17・4ポイント増と大幅に上昇した。男性も1・56%と約3倍に増えたが、依然として水準は低い。 仕事と生活の調和(ワークライフバランス)の推進を目指し、労使代表らが参加する官民トップ会議は昨年末、育児休業取得率を2012年に「女性80%、男性5%」とする数値目標を設定したが、女性は早くもクリアした。 厚労省は「職場で育児休業が取得しやすい環境整備が進んでいるため」(雇用均等政策課)としている。 調査は昨年10月、常用労働者を5人以上雇っている約1万事業所を対象に実施し、6160事業所が回答した。 フレックスタイムなど育児のための勤務時間短縮措置などを導入している事業所は49・5%で、前回調査より7・9ポイント上昇。
【共同通信】
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