イスラム教徒に退避促す 北京五輪脅迫の組織【ワシントン7日共同】米国のテロ組織監視団体「SITE」によると、北京五輪でのテロ脅迫ビデオをウェブサイト上に流した「トルキスタン・イスラム党」を名乗る組織が、ビデオの中でイスラム教徒に対し、子どもを競技会場に近づけないよう呼び掛け、公共交通機関の利用も避けるよう求めていたことが7日、分かった。同組織は中国新疆ウイグル自治区の独立を目指しているとみられ、ビデオでは代表を名乗る男がウイグル語でイスラム教徒に対し、中国政府側に立つのか自分たちの側に付くのか「立場を決める」よう要求。身を守るため「バスや列車、飛行機、建物の中など中国人と1緒になる場所にいてはいけない」と警告した。 またAP通信によると、産児を制限する中国政府の政策が中国国内のイスラム教徒に中絶を強いていると批判している。
2008年08月08日金曜日
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