(cache) ネットゲリラ: 誰がバラした毒ギョーザ事件

これが中国人だ!―日本人が勘違いしている「中国人の思想」 (祥伝社新書 113)
価格：￥ 798（税込）
発売日：2008-04-23

毒ギョーザ事件なんだが、想定の斜め上を行く展開になってきたわけで大笑いなんだが、次第に経緯がはっきりしてきたわけだ。

中国製ギョーザ中毒事件で政府が中国国内の中毒事故情報を約１カ月放置していた問題で、中国政府から公表しないよう要請があった、と明らかにした。官邸で記者団に答えた。

　首相は「高村外相からそう報告を受けている。捜査が進展するなら、それに協力するということだ」と述べた。

　中国国内の中毒事件の報告を受けた時期については「主要国首脳会議（北海道洞爺湖サミット）のころだ」と述べた。

約一ヶ月前なんだが、「とりあえずオリンピックまではナイショでお願いしますよ」と頼まれていた、と白状したわけだ。なんせ面子を重んじる国なので、とりあえずオリンピックまでは無事に済ませたかったに違いない。ところが、バレてしまった。何故か？　そら、バラしたヤツがいるからだ。で、大阪の謎のオバチャンなんだが、

　中華人民共和国外交部のお使いが在中国日本国大使（宮本）へ通報。
　「実はわが国でも・・・あのギョーザで・・・中毒症状が・・・」
　驚愕の宮本大使、急ぎ官邸へ密書を届けた。官邸ではアッと驚くタメゴロー。
　「やっぱし、あちらさんで盛られたんか・・・これからどないしまひょ」と康夫は頭を抱えた。

見てきたように書いてます。この人、役所には独自のルートを持っていて情報が入るらしい。で、「報道では『政府関係者によると』だって。
えーっと麻生さん？」と答を書いてしまっているんだが、そうですか、麻生さんがバラしたのかねｗ

つうか、おいらの勘では出来レースだと思うんだがね。まさか、頼まれているのに首相がペラペラ口にするわけにも行かないので、麻生さんの口からしゃべらせたのではないか、と。フフフのオヤジはそれくらいの技は使うオトコだ。まぁ、とりあえずオリンピック直前までは黙っていてやったんだから義理も立ったし、これで麻生さんの株もあがるというもんで。で、関連NEWS。

８日付の香港紙、星島日報は中国国家品質監督検査検疫総局の食品生産監督管理局の☆建平局長（４２）が自殺したと伝えた。２日に建物から飛び降りた。自殺の前に司法当局が局長と接触していたとの情報もあるという。（注）☆は烏の右に郊のツクリ
　国家品質監督検査検疫総局は食品や日用品の安全性確保や動植物の検疫などを担当。その中で食品生産監督管理局は国内での食品の安全管理や監督、食中毒事件の調査を担っている。中国国内で６月中旬に起きたとされるギョーザ中毒事件の対応にも同監督管理局がかかわっていたとみられるが自殺との関係は不明。

そういう事でありまして、確かに、こういうネタは深入りすると死人の山を築く事になるので、まぁ、ほどほどにしましょうね、というのも満更過ちではないわけだ。現に、中国食品はみんな、売れなくなってしまい、食糧自給率がわずか１パーセントとはいえアップしたそうで、ある意味、目標を達成したとは言えるだろう。

ちなみに、昨日出発した【ＪＡＬ】の北京オリンピックチャーター便第一便の搭乗者なんだが、ビジネス客が70名、
観光客はたったの8名だそうで、いくらTVが騒いでも、現実はそんなもんです。