【ペルシャ猫100匹SOS!】KOTO猫救済ネットワーク(仮称)

一言メッセージ :都内の住宅で100匹以上に増えてしまったペルシャ系猫の救出にご協力をお願いします!!

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明日、8月4日より、猫の救出(捕獲・搬出)を開始いたします。


明日(4日)より、飼い主様宅からの猫の救出作業を始めます!

8月4日(月)より、週に2回程(10匹程度)、猫の捕獲作業を行い、
預かり先に搬送します。捕獲の際に猫達を刺激してパニックを起こさない
よう配慮すること、病院の予約状況、預かり先の都合等々を勘案し、
3か月程度を予定しております。
(管理組合様には、一昨日その旨お伝え致しました。)
預かり先への搬送後、健康状態を見て、病院で不妊去勢手術の実施、
毛刈り(手術の目印として。毛がもつれている場合は丸刈り)、
ノミ・回虫駆除、ワクチン接種、血液検査、病気の治療等を順次、
行ってまいります。その後、里親探しに入ります。
成猫で人慣れしていない猫、病気の猫も多いため、里親探しに関しては、
長期戦になるかと思われます。

この度、実際のレスキューに着手するにあたり、、、
下記のとおり、現時点で最低でも、140万円程の資金が必要です。
上記金額のほか、治療費も相当かかる見込みです。

(※)なお、不妊・去勢手術代としてメス1頭あたり10,000円分、オス1頭あたり
5,000円分については、飼い主様が負担するということです。
これ以上は、経済的にどうしても厳しい、ということで、

皆さまのご支援に頼らざるを得ません。どうか宜しくお願いいたします。m(__)m
週明けに銀行口座を開設予定です。振込先は、別途、お知らせいたします。

(以下、管理組合に提出した書類より、一部抜粋です。)

 (1)猫の捕獲と搬出
   ア 捕獲頻度
      原則として週2回(水曜又は木曜の夜間、土曜の昼間)
   イ 捕獲頭数
      1回につき、5頭程度(1週間あたり10頭目安)
   ウ 捕獲開始日(予定)
      第1回目:8月4日(月)
      第2回目:8月7日(木)又は9日(土)
   エ 実施期間
      3か月間(10月末)までの予定
   オ 必要な人員
      1回につき、4名程度

 (2)猫の預かり・里親探し
   ア 一時預かり先
      8月1日現在で、8件30〜40頭程度の預かり先を確保している。
   イ 里親探しの方法
      ホームページ等で告知

 (3)今後想定される費用(オス40頭、メス40頭として計算)
    以下、当方協力病院の場合 
    ・不妊・去勢手術・・・オス5,000円、メス10,000円
    ・三種混合ワクチン・・・1頭2,000円
    ・猫エイズ・猫白血病検査・・・1頭3,500円
    ・ノミ回虫駆除・・・1頭1,500円
    ・毛刈り・・・1頭3,000円
    ・病気の治療費・・・実費
    ※上記トータルで、1頭あたり:オス15,000円、メス20,000円        
                最低必要経費:合計1,400,000円(+治療費)

(※傍線部8/3 17:30追記)

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当方協力ボランティアの現在までの活動報告をいたします。


この度の飼い主宅内での猫の救出活動をお手伝いさせていただいた
当方の仲間の調布のボランティアによる、これまでの飼い主宅での
救出活動の経過をご報告申し上げます。
調布の協力ボランティアは、猫の捕獲の名人と乳飲み子の保育の名人で、
今後の救出活動に際しても、これまで通り、私たちと一緒に行うことと
なりますので、ご安心下さい。

調布のボランティアは、6月17日、飼い主宅内で猫の救出活動を開始した
ライフキャッツの代表様の呼びかけで、ライフキャッツ様立ち上げ前より、
手伝いとして参加していました。6月19日に、初回の捕獲を開始して以降、
捕獲の手伝いに着手しました。
(捕獲初日は、ライフキャッツ様もまだ立ち上げ前でした。)
通常屋外で野良猫を捕獲するのとは異なり、室内の猫が密集する中での捕獲
となるため、猫を刺激しないよう、捕獲器を使わず網で捕獲せざるを得ない
という事情もあり、簡単に触れる猫以外、ほとんどの猫の捕獲を、網で行い、
それによる捕獲スキルのある、調布のボランティアが行いました。

現在までに、調布のボランティアが捕獲した猫の総数は、
成猫54頭、子猫10頭です。
ライフキャッツ様の報告には50頭と書かれていますが、
それ以外の4頭分は、把握されていなかったようです。
なお、ライフキャッツ様では上記以外に7、8頭捕獲されているようです。

したがって、飼い主宅にいた猫の数は、

 調布ボランティア捕獲数:     54頭
+ライフキャッツ様捕獲数 :   7〜8頭
+飼い主宅の未捕獲数  :   約80頭
-------------------------------------------
    合 計     : 約141〜2頭

なお、調布のボランティアが捕獲した54頭には、
ライフキャッツ様からのご依頼により捕獲した成猫15頭が含まれており、
調布のボランティアが地元に連れて帰り、一時預かりをした成猫の頭数は、
合計39頭となります。

不妊・去勢手術については、既に飼い主様で手術済の猫を含めて、
(調布にきた猫のうち)メス18頭・オス6頭の合計24頭となっています
病気の治療中や出産直後のため手術を一時見合わせている猫につきましても、
快復し次第、動物病院に搬送し、不妊・去勢手術を受けさせる予定です。
また、相模原のボランティア様には、手術前の猫も含めて引き取ってくださっており、
そちらの方でも別途手術が行われているものと思われます。

毛刈りについては、これまで不妊・去勢手術時に実施しており、
手術済みの目印を兼ねています。(ペルシャ系ならではの目印です^_^;)
このうち、汚れでひどくもつれている猫に対してのみ、丸刈りを行っています。

詳細な内訳は、以下のとおりです。(敬称略)
また、今後の捕獲計画につきましては、下記を踏まえて、別途お知らせいたします。


1.(調布のボランティアによる)成猫の捕獲数
   ・第1回目:6月19日(木)・・・10頭 (調布へ)
   ・第2回目:6月21日(土)・・・ 1頭 (調布へ)
   ・第3回目:6月28日(土)・・・20頭 (うち、ライフキャッツ様へ7頭)
   ・第4回目:7月5日(土) ・・・12頭 (うち、ライフキャッツ様へ8頭)
   ・第5回目:7月17日(木)・・・11頭 (調布へ)

        合計 : 54頭


<調布のボランティアが預かった成猫の内訳>

   ┏━━━━━━━┳━━━━━━━━┳━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
   ┃           ┃   猫  数    ┃                         ┃
   ┃           ┠──┬──┬──┨          詳  細          ┃
   ┃           ┃メス |オス|合計┃                         ┃
   ┣━━━━━━━╋━━┿━━┿━━╋━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
   ┃ 捕獲済み総数  ┃ 27 | 12 | 39 ┃                         ┃
   ┠───────╂──┼──┼──╂─────────────────┨
   ┃  手術済み数  ┃ 18 | 6 | 24 ┃メス1オス3は既に手術済          ┃
   ┠───────╂──┼──┼──╂─────────────────┨
   ┃  丸刈り猫数  ┃ 7 | 4 | 11 ┃手術と同時に実施              ┃
   ┠───────╂──┼──┼──╂─────────────────┨
   ┃   死亡数   ┃ 1 | 0 | 1 ┃手術後の療養中に死亡           ┃
   ┠───────╂──┼──┼──╂─────────────────┨
   ┃  未手術数   ┃ 9 | 6 | 15 ┃メス5オス3は相模原へ、残りは療養中 ┃
   ┗━━━━━━━┻━━┷━━┷━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━┛


2.調布の預かり宅(シェルター)から移動した成猫の内訳
   ・治療等のため返還   : 6頭
   ・相模原ボランティアへ :10頭
   ・川崎ボランティアへ  : 4頭
   ・調布ボランティアへ  :18頭 (調布シェルターに残っている数)


3.飼い主宅から保護し、調布の預かり先に移動した子猫
   ・6月19日(木):7頭 
   ・6月20日(金):3頭 
        合計 : 10頭
   ※子猫はひどく衰弱しており、7月11日までに1頭を除き全て死亡。

   生き残っている子猫1頭(白黒のドナちゃん、♀)は、近日、里親募集を開始予定です!!

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いわゆる『多頭飼育崩壊』と呼ばれるケースとの違い


今回のケースは、、、
いわゆる『多頭飼育崩壊』と呼ばれるようなケースとは、線引が必要ではないかと思います。
厳密に言えば、『多頭飼育崩壊寸前』、という表現の方が適切ではないか、と思われます。
読者の皆様の中には、「いや、これはもう、崩壊だ!」と
言われる方もいらっしゃるかもしれませんが、、、、
何をもって『崩壊』と呼ぶかどうか?定義がありませんので、それぞれの方の解釈というか、
見方によらざるを得ないところはあるかと思います。

私個人の見解として、、、今回のケースは、、、
飼い主は自宅にいる猫たちの世話を放棄したわけではありませんでした。
その意味で、『崩壊』とは違うと思っています。もちろん、だからといって、
そこにいる猫達がみんな幸せだった、とか、そんなことは全く思ってはおりません。
誤解されている方も多いようですが、、、
私は、今回のケースが、これまで、猫の血だらけの遺体が転がって、肉片が散乱
しており、まるで地獄絵図のような光景が広がっていたかのように語られ、
そのため、飼い主が「精神病者だ!」とか、「極悪非道な人間だ」とか人格を否定する
ようなことが言われていたのを受けて、「そこまで言われる類のものではない」と
思ったまでです。そこまで言われてしまいますと、まるで斧で殺したり、残虐な殺りく
を繰り返すような、本当に頭のおかしい飼い主と同じではないですか。
確かにこの度のケース、無責任な飼い主と言えると思います。
ここまで不妊去勢手術を怠ってきた責任(だらしなさ)は当然問われるべきです。
しかし、そこまで、残虐な行為を行っていたとは言えないのではないか、たまたま
ボランティア介入後に起きた出来事(早産し乳飲み子をかみ殺す)を持って、
残虐な極悪非道な飼い主と判断するのはどうか?ということをお伝えしただけです。
もちろん、だからと言って、、、
そこにいる猫たちが皆、幸せだったなどとは一言も申しておりません。
また、これも誤解されているようですが、、、
ボランティアが介入したせいで、それまで猫が幸せだったのに、不幸なことになった
ということで、私がこれまでレスキューに関わった方々の活動を否定しているかのように
思われている節がありますが、そんなこともありません。まったくの誤解です。
これまでボランティアの方々が介入して下さったおかげで、今、すでに救出された
猫達の多くが幸せな暮らしを始めているわけでしょう。
それを否定する気持ちなど全くなく、ただただ頭の下がる思いです。

ただ、事実は事実として、客観的に伝えてほしいと思いました。
私がその点について書く趣旨は、事実を知ってほしい、ということに尽きます。
これまでの別のブログに書かれていたような、地獄絵図のような光景が広がったのは、
ボランティア介入後に、猫の出入りがあったため、またワクチンが接種されていなかった
ため、風邪が蔓延し、そういう中で、知らない複数の人間が部屋に入り、捕獲作業を
行ったことで、猫に負荷がかかり、早産流産が繰り返され、その結果、乳飲み子が
次々に生まれては、母猫が授乳放棄し、噛み殺したり、病気で死んでいった、、、
ということも背景としてあったということをお伝えしたかっただけです。
しかし、たまたまボランティア(調布ボラも含む)介入後に、そのような事態になった
からといって、それに関わった方々のレスキュー活動を否定するつもりなどありません。
むしろ、私の仲間も当初から、現場で捕獲に携わり、計54頭の捕獲をしていますが、
そのうち、計39頭を調布の預かり先に連れてきています(その後、相模原に10頭、
川崎に4頭、治療や出産直後だったため飼い主宅に返還が6頭、移動しています)
調布の預かり先(シェルター)では、捕獲して連れてきてから、病院の手術の予約日が
来るまでのほんの1,2日の間に、子猫が次々に生まれて、母猫は授乳放棄状態なので、
そのたびに、猫の新生児保育のベテランが引き取りましたが、結局ほとんどまもなく
死んでしまいました。。。皆さんはご存じないかもしれませんが、、、
捕獲して、調布のほうに連れてきた猫38頭のうち、捕獲と移動のショックで、
4匹の母猫から、14匹の子猫が生まれているのです。
その14匹の乳飲み子は、出産直後に母猫に放置され、気づいて乳飲み子の専門の
ボランティアのもとに運ばれましたが、全て死んでしまいました。
現在育っている子猫は、飼い主宅から連れてきた10匹のうちのたった1匹です
(白黒の女の子ドナちゃん)。
私はその仲間の家(染地)で肺炎で苦しそうに息をしている死にそうな乳飲み子達を
何度も見ていますし、2段ケージの中で、母猫が産み落として、乳飲み子がトイレに
落下していた話も聞いています。その仲間が現場で捕獲した時の光景も聞いています。
だからと言って、その仲間を責めたことなどないですし、むしろいつも、頭の下がる
思いで見守ってきました。直接私と接点のなかった方々に対しても、それは同じです。

ところが、今回、飼い主宅に実際に何度か行って、様子を見て、また、当初から
関わっていたボランティアの話を聞いて、私は、一方当事者の主張のみしかなかった
これまでのあり方に対し、それは危険なこと(一人の人間を窮地に追い込む)であり、
必ずしも事実ではないことを主張する対抗言論の場も必要なことに気付きました。
それで、こうしてブログの中で、私から見た事実をお伝えしているわけです。

私は、ここにいる猫たちが皆幸せだったなど、思ってはいません。
長毛種なのにトリミングもしてもらえぬままで、もつれて毛玉だらけになっていた猫
もいますし、その状態で長い間過ごさざるをえなければ、猫はきれい好きな動物ですから、
猫にとって、どれほどストレスになっていたことでしょう。また、近親交配が進んで、
猫達の中には先天的な病気を持って生まれてくる子も多く、結果として、不幸な猫を
増やしてしまったことも事実でしょう。猫に罪はなく、本当に可哀想なことです。
飼い主の一頭一頭にかける愛情にも、差がありました。
今、預かり様宅に行って、猫達はそれぞれの家で、一頭一頭愛情をかけていただき、
大事にされているであろうと思います、少しずつ、人間に心を開き、少しづつ、
飼い猫としての幸せを知りつつあるところではないでしょうか。
かたくなに閉ざしたような心が開かれていく過程、毛玉になってもつれた体が
きれいにサラサラになって、表情も生き生きとしていく過程、
そういう過程をご覧になっている方からすれば、今までいたところは、
決して幸せとは言えなかった、と思われるはずです。


私が問題だと思ったのは、、、
これまでの論調を見ていて、多くの方が極端な見方をされていたことです。

そこの猫達が、まるで地獄絵図の中にいて、死体が散乱する中にいたかのように
捉えれ、飼い主に対して、極悪非道な精神病者で、財産も職も全て奪って生きて
いけなくしてしまえ!と言う論調が高まっていたので、逆に、私がそこまでの
社会的制裁を加えられるものだろうか?と疑問を投げかけると、今度は、私が
そこの猫は幸せに平穏無事に過ごしてきた、すばらしい飼い主だと思っているか
のように捉えられています。

私は、この飼い主の方は、確かに無責任で、不妊去勢手術もせずに放置してきた、
そのだらしなさゆえ、多くの猫達を不幸にしてしまったのですから、社会的非難を
浴びるのも当然だと思います。

ただ、毎日お仕事の前後で、猫達にはご飯を与え、水も取り換えていたわけです。
行き渡っていたかは分かりませんが、余ったご飯がお皿に残っているのが、いくつも
部屋のあちこちに置いてあるので、飢えていたようには見えませんでした。ただ、
見た目大きくても体重の軽い子が多いようですから、順位などの関係で食べられて
いない子もいたということかもしれません。トイレもいくつも置かれ、その掃除も
していました。
帰宅後は、さすがに、毎日お掃除をしても、100匹以上もの猫たちが、まる一日
過ごした室内には長毛猫なので、抜け毛が多く、おう吐物もあり、トイレにたまる
糞尿の量も膨大です。
帰宅後に、その部屋の掃除をする前に、そのお部屋に入った方は、それを見たら、
すさまじい、という印象を持たれるかもしれません。。。
確かに理想をいえば、トイレは1匹に一個というのが、理想ではあるでしょう。

よく見れば、猫たちは、ラックの上や棚の上など好きなところにいたり、自由に
廊下に出たり、隣の部屋に移動したりして、走り回ることができる自由はあります。
何年も狭いケージに閉じ込めるような、身動きがとれない状態とは違います。
部屋は空調もきいてました。これまでは、母猫が授乳をし、生まれ育った子猫は、
かろうじて里子に出してきたそうです。

そうした中、数か月前、悪臭に関する近隣の苦情が寄せられたことで、問題となって
しまったことで、対策が開始されたわけです。
閉ざされた室内に、猫を何十匹も放置したまま、飼い主が入院あるいは逃亡し、帰って
こなくなり、水も食べ物もなくなり、飢えた猫達が共食いを始め、白骨死体が散乱し、、、
その腐敗臭に気付いた近隣住民が管理者に通報して、部屋を開けたら、
地獄絵図のような光景が広がっていた、、、
などというケースとは、違うのです。

勿論、不妊去勢手術も施さず、100匹以上も増やしてしまったことは、大きな問題です。
猫達にとっては、ストレスを感じる環境であったし、近親交配の影響は大きいです。
管理規約を見ますと、「ペット禁止」と明記はされていませんが、
「迷惑をかける恐れのある動植物は禁止」と書いてあるので、迷惑をかけている以上、
規約に反する結果となってしまっています。
入居に際しては、ペットが事実上黙認されていると聞かされ、決めたそうですが、
それでも、数の上から言えば、明らかに規約(解釈上数頭までなら黙認)に違反する結果
となっていますので、管理者から飼い主に責任が問われても、それは当然でしょう。


よく、犬猫の多頭飼育崩壊の現場で、飼い主から所有権を奪って、虐待にあっていた
犬や猫を救出する、という話がありますが、、、、
それは、飼い主がそこにいる多数の犬や猫の飼育を放棄し、そこに放置したまま、
どこかに逃げてしまったりした場合などです。
残された犬や猫が、閉ざされた室内で、食べ物もなく、飢え、共食いをはじめて、
白骨死体が散乱していたり、する場合などが典型です。
また、外飼いでも、犬の多頭飼いで、外に綱でつながれたまま、雨ざらし、
炎天下にさらされたまま、餌も水も与えられぬまま放置され、犬がもう、死にそうな
すさまじい状況になっても、それでも改善せず、犬を渡さない飼い主がいた場合に、
その飼い主から、所有権を放棄させて、奪い取るべきだという議論が起こるわけです。
広島ドッグぱーくの件は、多数の犬が狭いケージに長期間入れられて、犬の背骨が
曲がってしまい、おかしくなるほど放置していた悪質な業者のケースでした。

今回は、そういう悪質なペット業者や、飼い猫を室内に閉じ込めて放置して逃げた、
などという例とは、違います。飼い主は反省をし、救出の努力をしています。

それを、先のような本当に悪質な多頭飼育崩壊のケースと同列に扱われている点
(全く同じような論調で述べられている節があった)が、気になっていました。

その点の線引きが必要ではないかと思うのです。

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先日、これまで中心となって活動されてきたボランティアの代表様とお話しました。


先週7月25日、飼い主様から猫の問題に関する対外的窓口になってほしいと、
正式にご依頼を受けたことで、
翌日26日、これまで窓口となって来られたボランティアグループの代表様と
初めてお話をしました。

代表様には飼い主様の意向によりこのようなことになったことをご説明
いたしました。今後のこともあり、直接話合いの場をもつ必要がある、
ということで、後日話し合いの日にちをセッティングし、ご連絡させていただく
こととになりました。
その際、代表様より、今後自分たちと連携していくということはできないのか?
と尋ねられましたので、飼い主の意向にもよるかと思いますが、その可能性も十分
あります、ということはお伝えしました。
(今回のような事態になったのは、そもそも飼い主様が不信感を抱くように
なったからなので、はっきりYESと当方が判断してお返事することは控えさせて
いただきました)

しかし、そのようなお話をさせていただいた数時間後、そのボランティアグループの
代表者様のブログには、、、、

「今回は飼い主側に立つ人間と私達の間に考え方の相違があり、私達が撤退せざるを得なくなるようです。
まだ飼い主の猫ですから....
今後は飼い主が気に入っている支援者達がつくと思います。」

と書いてあるので、驚きました。
『飼い主側に立つ人間との考え方の違い?』私自身は、撤退して下さい、
とは思っても言ってもいませんでしたので、
えっ?違う、、、と思いました。

そして、その翌日(27日)、、、
私は、代表様に電話をし、「何か誤解をされているようで、、、
昨日のブログに、『撤退せざると得なくなる』と書いてありましたが、、、、
先日は、私が飼い主の窓口として代理人になったということを単に
お知らせしただけで、排除しようとか、撤退してほしい、ということを
申し上げたつもりはないです。
直接の連絡・交渉ごとはしないでほしい、ということをお伝えしたまでです。
今後、どのような形で活動を行っていくかについては、話し合いで決める、
ということでしたよね?
私としては、これまでやってこられた実績があると思いますし、今回、
のらねこ墨田様もせっかくシェルターをご用意されたわけですので、
そのご厚意に甘え、連携してやっていただけたら、と思っています。
他にも個人の預かりボランティア様も多数いらっしゃるようですし、
ぜひ協力していただけたら、と思っております。」とお伝えしました。
代表様も今後連携してやっていくのが猫のためになる、と仰っていました。
それで、電話を切ったのでしたが、、、、、

数時間後のブログには、、、

「撤退せざるを得なくなったための説明会を開催
*****ボランティア30名出席
しかし29名のボランティアが撤退に反対、今までの自分たちの猫への気持ちが絶たれてしまうことが納得できないとのこと
せっかくシェルターがあるのに収容する猫がいないことには全員納得できず
再度29名に確認し、*****による残り80の全頭救出を決意」
と書かれていました。。。

ほんの数時間前に、連携(協力)してやっていきたい、ということを
当方より代表様にお伝えし、それに対して、代表様からも連携してやっていく
のがよいでしょう、ということで了承していただいたと思っていたのでしたが、、

なぜ???撤退せざるを得なくなったと書かれたり、
それには納得できないから、自分たちだけで、100%やっていく、
などと書かれていたのか、、、よく分かりません。。。
ゼロか、100か、、で、協力しあう、という選択肢はないのでしょうか???
お話したことと、つい数時間後に書かれていることが、全く違っていますと、
正直、どこまで信用してよいのか、、、不安になってしまいます。。

今後、シェルター等、これまでのボランティアグループ様のほうにいくらかの猫を
お願いするとした場合、病気の猫も多いようなので、その治療代もバカに
ならなくなるはずです。その治療代やワクチン代、不妊去勢手術、血液検査、
猫の食費、トイレ砂代等々、、、それらの精算はどうするのか、、問題が残ります。


猫の救出を急がねばならないことは、十分承知しているつもりですが、
そのために誰をどこまで頼ってよいかが、悩みどころです。
お金がからんでくる問題ですし、また、飼い主様が少なからずとも
愛情をかけてきた猫の問題でもあるからです。
(多頭飼いで、年数によって猫への愛情に差があったにせよ。。。)
また、その救出のためには、人のプライバシーにかかわる
「人様の家に入る」、という行為を伴います。

誰を自分の家にいれてよいかは、当然、居住権(所有権)を有する飼い主の
決めることです。
猫の所有権、家の所有権、などそう簡単に奪えるものではありません。

ある犯罪の犯人が家の中にいたって、勝手に侵入することは許されません。
裁判所が発行する捜査令状でもなければ、不法侵入になってしまいます。
飼い主に無断で、猫を連れ去って行くとしたら、窃盗になってしまいます。


-----------------ここから-----------------------------------------
この部分、別フォルダ「多頭飼育崩壊について」に移動しました。(加筆有)
-----------------ここまで-----------------------------------------
(以下、※部分、8月8日加筆です。)

※当方介入前まで、飼い主の方は、それまでお手伝いでお部屋に立ち入りを
されてきたボランティア方々の住所を、全く知らなかったそうです。
代表の方のご住所もご存知ではありませんでした。
飼い主の方がお留守中に出入りしたりしていたにも関わらず、中には飼い主に
本名も知らされず、ハンドルネームしか知らされなかった方もいたそうです。
通常、、、、
留守中に他人を家に入れるにあたっては、プライバシーにかかわる部分ですし、
盗難の問題もありますから、信用が第一となります。
必ず、身元をしっかり確認した上で、任せるものではないかと思います。
よくオフィスビルでも、部外者が出入りする際には、守衛さんのいる窓口で
受付簿に、住所氏名電話番号と用件を書いて、入場しています。
関係者でも、セキュリティの厳しくなっている昨今です。
住所も知らない人に、お金もからむこれだけの大きな問題の対応を任せたり、
名前も知らず、ハンドルネームしか知らない人を留守宅に入れていた
というのは、飼い主としては、安易ではなかったかと思います。

今後もし、飼い主宅でお手伝いをしていただけるということで、
出入りしていただく際には、ノートを用意して、立ち入りの時間と名前を
ご記入いただきます。
初回の際には、住所氏名と電話番号をお願いすることとなるかと思います。


今後、お手伝いして下さる方々とは、信頼できる関係を築きながら、
やっていきたいと考えています。



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管理組合の理事長様とお話しました。


先週(7月27日)、管理組合の理事長様、副理事長様宅を訪問し、
現在の状況のご報告をするとともに、管理組合としての見解を伺いました。

理事長様からは、いったい猫は何匹いて、あと何匹残っているのか、
残りを出すのに、どれだけ時間がかかるのか、1ヶ月以内でできないか?
と聞かれました。これまでの経緯もあり、もうあまり待てないそうです。
が、、、
それだけでなく、、、猫を全頭救出しただけでは済まされない話だ、
何らかの法的措置を求める場合もある、などということも仰っていました。

これまでの経緯というのは、
5月に近隣の住民が悪臭の苦情を言ってきたので、それに関して、飼い主に
改善策を求めてきたが、改善されてこなかったこと、近隣が未だに苦情を
言ってきていること、近隣が引っ越したのは、飼い主のせいであること、
猫のせいで、階下への水漏れ事故が過去に何度かあったこと、等々でした。
飼い主様は階下の方に以前お詫びをされたそうですが、
このたび、改めて、階下や近隣の住民宅へ、一緒にお詫びに伺いました。

確かに、管理組合の立場からすれば、これまでのような経緯を考えれば、
このようにお考えになるのも無理もないことと思います。
規約に反するような飼い方をしてしまっていたことは、認めざるを得ないでしょう。

階下への水漏れのうち、1回は、原因がはっきりしていて、猫が水道の
レバーを押してしまったため、水道の蛇口から水が出てしまい、
そのままリビングが水浸しになって、階下に、漏れ出てしまったようです。
その際には、飼い主様は階下の住民にすぐお詫びしたそうです。
対策はしたそうなのですが、その後もう一度、同じようなことがあり、
留守中に水漏れがあって、管理人さんが元栓を停めてくれたとの報告を
受けたことがあるそうです。
あとは、普通にぞうきんを流しで洗っていたら、階下に水が漏れていると連絡が
あって、それは何が原因か分からなかったそうです。

そうは言っても、もちろんご近所の方にご迷惑をかけるのは、よくないことです。
早く現状を解決しなければなりません。

しかし、、、、
1か月以内の全頭搬出など、飼い主様が日常生活している部屋であり、
猫達への負担、受け入れ態勢の点からも、現実的には無理な話なので、
今後交渉をして、もう少し猶予をいただけるようお願いをしていくつもりです。
ただ、今のままだと、猫を全頭救出したとしても、色々な問題が残りそうです。

現在、動き方を慎重にしているのは、そのためです。

(猫をご心配の皆様の中には、ともかく猫を!!という思いで一杯だと思います。
そのお気持ちはよくわかります。m(__)m
しかし、今回の件は、人の人生もかかっているということも、
どうか、ご理解下さいますよう、お願い申し上げます。m(__)m)

昨日お電話がありまして、今後のことに関して尋ねられましたので、
今までの経緯を含め、今後の保護計画案を提出する予定です。

住民の皆様には今しばらくの間、大変ご迷惑をおかけすることと思いますが、
管理組合の方々に計画や経過を報告しつつ、ご理解とご協力を得ながら、
やっていきたいと思っております。


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開設日: 2008/7/26(土)


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