仙台駅西口ペデストリアンデッキ改修 今秋お目見え
タイルは30センチ四方で従来の大きさの4.5倍で、滑りにくい素材を使う。ベンチ20基を新しく設け、照明灯16基も新しくする。 工事の範囲は駅舎側の約4400平方メートルで、デッキ全体の45%を占める。改修費は計約7億7000万円で、市が約4億8000万円、JRが約2億9000万円を負担する。 青葉区によると、デッキは1981年に完成し、老朽化が進んだ。梅原克彦市長は21日、仙台支社で記者会見し「東北の玄関口にふさわしい安全で快適な空間にしたい」と話した。 支社は仙台駅2階のステンドグラスに高さ7.25メートル、横4メートルの発光ダイオード照明装置を設け、グラスに組み込んだ伊達政宗の装飾を映し出す。5月に着工し、9月の完成を目指す。改修費は約3000万円。 ステンドグラスはこれまで自然光で映し出されていたが、天気が悪いと十分光が入らず、装飾が見えづらくなっていた。 ◎政宗をモチーフ記念列車運行へ/JR陸羽東線愛称を募集 JR東日本仙台支社はDC期間中、JR陸羽東線に記念列車「リゾートトレイン」を走らせる。 列車は3両編成で定員104人。外装は紅葉の「赤」と伊達政宗のかぶとをイメージした「金」を配する。通常車両より窓が大きく、座席間隔も広い。 在来線車両を約3億5000万円かけて改装する。期間中のほぼ毎日、1日1本運行する。平日は小牛田―新庄間、土、日曜日と祝日は仙台―新庄間を往復する。乗車には乗車券と指定席券が要る。 支社は記念列車の愛称を募集している。採用された人には鳴子温泉のペア宿泊券などを贈る。応募締め切りは5月8日。連絡先はジェイアール東日本企画仙台支店フリーダイヤル(0120)307670。 ◎仙台の村田さんが「焼きさば」で受賞/駅弁グランプリ JR東日本グループの日本レストランエンタプライズ仙台営業支店は21日、第3回みやぎOrara(おらら)駅弁コンテストのグランプリ賞に、仙台市若林区の主婦村田栄子さん(62)の考案した「焼きさば飯弁当」を選んだと発表した。 22日にJR仙台駅などで発売し、大型観光宣伝「仙台・宮城デスティネーションキャンペーン」でも売り出す。 焼きさば飯弁当は南三陸沖産の金華サバを焼いて県産ひとめぼれのご飯に混ぜ、野菜の煮物を添えた。郷土色が強いことが評価された。 準グランプリ賞には札幌市の主婦竹村喜美枝さん(60)の「牛たんのすきやき弁当」を選んだ。 Oraraは仙台弁で「わたしたち」の意味。コンテストは県産食材を使った駅弁のアイデアを募り、独創性や郷土色などを基準に選考する。今回は県内の主婦を中心に80点の応募があった。
2008年04月22日火曜日
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