雇用・能力開発機構

ローカルニュース 2008/08/08

負担軽減へ職員定数増 鳥取市立病院で市長方針

 鳥取市の竹内功市長は七日の定例会見で、市立病院の医師と看護師を確保するため、病院の職員定数を増やすと発表した。高い目標で採用できる体制を整え、医師負担の軽減や臨床研修医の正規雇用を図る狙い。市は九月議会に定数条例改正案を提出する。

 市立病院は医師不足が原因で十月から小児科を休止する。竹内市長は会見で「定数を上げれば安易に医師が増えるとは考えにくい。しかし、一つの改善策」と説明し、定数増が労働条件の向上につながると訴えた。

 現行の市条例は、医師や看護師ら正規職員の定数を三百八十二人以内に設定。正規の医師は四十七人、看護師は二百三十六人が在籍しているが、いずれも改正によって二十五人程度増やしたい考え。

 市立病院によると、入院患者十人に対し看護師一人を配する「十対一看護体制」が現状だが、定数増によって来年度中に「七対一」を目指す。約三十人分の確保が必要。実現すれば診療報酬は上がり、一億六千万円の収支改善が見込めるという。


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