Hatena::Diary

NightFlags このページをアンテナに追加 RSSフィード

「NATURA 100 people photograph exhibition II」参加中

7月1日(火)〜7月12日(土) 終了しました
福岡 富士フイルムフォトサロン福岡
7月4日(金)〜7月10日(木) 終了しました
東京 フジフイルム スクエア 富士フイルムフォトサロン2F スペース3
7月24日(木)〜7月30日(水) 終了しました
大阪 富士フォトギャラリー大阪
7月31日(木)〜8月5日(火) 終了しました
東京 フォトエントランス日比谷
8月8日(金)〜8月13日(水)
仙台 富士フイルムフォトサロン仙台
8月22日(金)〜8月27日(水)
札幌 富士フイルムフォトサロン札幌

2008-08-03(Sun)

[][] 大人の遠足

昨日のN2Bに出る件で朝からざわざわ。日本がどんどん小さくなってきている。それだけ飢えてるんだよー。

[][] 文化デリックのPOP寄席 (guest:宇多丸)

ついにPOP寄席*1に行く日が来ましたよ!POPカルチャー年鑑は読んでたけど。ブルボン小林の時に行けばよかったんだけど。なかなかね。今回は「マブ論 CLASSICS」を上梓した師匠アイドルを語る!というので、安室論inタマフル以来師匠アイドル論をもっと聞きたいと思ってた私はこれは行かねばと。通常は当日券のみなんだけど今回は混雑緩和のため予約制。偶然、受付開始日にチェックしてたMちゃんが一緒に予約をしてくれたので立ち見だけど見ることが出来た。もちろん「マブ論」は読了済み。入場から終了まで4時間半立ちっぱなしで腰にきたけど楽しかったなー。

どんな客層が来るんだろう、サブカルヲタ?(イベント的に)、アイドルヲタ?(話題的に)、ライムヲタ?(ゲスト的に)、って思ってみてたわけだけど、なんか、中央線って印象。あ、でも一部ちょっとボディコンシャスなお姉さんがいたり(胸元から白ブラのレースがチラ見えしてましたよ)。


■第一部■文化デリックのお二人が先月見たオススメのものを紹介する。

映像

川勝さんが「ドラゴン キングダム*2と「純喫茶磯辺*3。「ドラゴン〜」は、あの二人が闘うのがメインではなくて、タイムスリップしたヲタを鍛えるお師匠さん役なのね。「純喫茶〜」は仲里依紗巨乳はいいが見る気が全くなく、吉田豪だか滝本誠だったかに薦められて見たと言ってた。

下井草さんは「ホットファズ*4と「ノーマニフェスト for UESHIMA」*5で、「ノーマニフェスト for UESHIMA」の笑いどころを観賞。これは村長選挙立候補するダチョウ倶楽部上島を外国人記者レポートするドキュメント風で、上手く話せないウグイス嬢(じつは芸人が連れてきたキャバ嬢)を泣かせちゃったり、リーダーが応援に来ると盛り上がって夜中に選挙カー走らせて村民に怒鳴られたり、わけわかりません。


【出版】

川勝さんが「ジャップ・ロックサンプラー*6と「いーじゃん!J-POP*7下井草さんが「<盗作>の文学史*8と「『at武道館』をつくった男」*9

「<盗作>の文学史」はうちにもあって、目次見て興味ある項目をつまみ読みしているところだけど、ネタネタだけに面白いので厚さも忘れてすいすい読めます。


音楽

川勝さんがINO hidefumi「Living Message*10と、準備してたCD差し替えて、あの、先週の「an・an」*11トヨエツ朗読CDをセレクト!まさかこの大人数で「ア●ルに入ってます」を聞くことになるとは。案の定、爆笑でした。小説じたいがどうもね、比喩とかがね。今まで試聴止まりだったINO hidefumiの鍵盤が心地よかったのでちゃんと聴こう。今月のライブってBBLですかい!*12

下井草さんはbice「かなえられない恋のために」*13YouTubeで新ボーカリストを見つけたJourney「Revelation」*14。biceを出してきたときにMちゃんが「あれ、小松が、小松が!」と言うんだけど私は全然覚えてなくて、帰って確認したら、ナタリーの記事にコメントまでつけてるじゃん!>俺 下井草さんが最後に「ノーナ・リーヴスの人脈で制作された」と言ってくれました。あの場にいたファン2名小躍り。


■第二部■

7時半頃会場に現れた師匠。狭い店内なので入り口付近に立ってお客さんと一緒に第一部を見ていた。スタッフさんからビールもらったりしてる時のやりとりから、丁寧な人だなーという印象。トーク中も「こんなんでいいんですかね?POP寄席って」と何度も文化デリックに訊いていて、いや師匠大丈夫だから!むしろもっと暴走していいから!と思ったくらい。

10分の休憩を挟んで第二部。「マブ論」で取り上げた曲を実際に聴きながら主に歌詞を分析するものでした。2時間のうち1時間半はつんく♂Pとハロプロ作品についてで、残りの30分が小西康陽中田ヤスタカモノなど。最初に「マブ論」読んだ/買った人を挙手確認したら半分もいなかった。おいおい! ということで話の内容はだいたい「マブ論」で書かれたものになってしまったので、裏話以外は特に目新しい情報はなかったけど、実際に音が聴けたので、ハロプロのサウンドプロダクションには意外とカッコイイ!ものがあるとか、つんく感覚的によさげだと思ったものを節操なく使ってしまうところとか、いろいろ納得できて良かった。自分からはまず聴かないだろうあややカップリングの名曲とか、それはもはやアイドルなのか?林未紀アイドルになりたい。」、あまり知られていないヤスタカプロデュース作・嘉陽愛子「cosmic cosmetic☆」なんかも聴けました。もちろん!アイドルアイドルであるが故の自己抑圧を歌った名曲「それもきっとしあわせ」*15もかけてくれましたよ。でも「これ聴くと暗くなるから」って1コーラス目の途中で止められちゃいましたが。

「マブ論」で大部分を割いてたハロプロ関連の話が多くなってしまうのは仕方ないのですが(Perfumeもちょっとしかかけてない)、その他の周辺領域アイドル、特に「マブ論」中で超高評価だった片瀬那奈も聴きたかった。それにあまり触れられていない男性アイドル論も聞いてみたい。次回はぜひロフトプラスワンで、時間無制限(イスあり)でお願いします。


ライムスター宇多丸の「マブ論 CLASSICS」 アイドルソング時評 2000~2008

ライムスター宇多丸の「マブ論 CLASSICS」 アイドルソング時評 2000~2008

  • 作者: 宇多丸
  • 出版社/メーカー: 白夜書房
  • 発売日: 2008/07/03
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)

[] 音楽は音だろう?

帰ってきてテレビをつけたらやっていた某バンドツアードキュメントを見た。ライブ映像ツアー中のオフショットに加えて、会場に来たファンのドキュメントが4組分くらい差し挟まれるのだけど、そのファンの話が揃いも揃って「○○という曲の歌詞に感動して(勇気づけられて)」という話なので辟易した。画も音も出せるテレビ音楽ドキュメントを作っているのに、音を語ろうとしないのか。日本語が使えるなら感情移入だけで詞をそれっぽく語ることはできるけど、音の話になるとそれなりの理解がないとちゃんとしたものを作れないからかなぁ。

トラックバック - http://d.hatena.ne.jp/nuit/20080803
f:id:nuit:20071023194601p:image
2002 | 00 |
2003 | 00 | 11 | 12 |
2004 | 00 | 01 | 02 | 03 | 04 | 05 | 06 | 07 | 08 | 09 | 10 | 11 | 12 |
2005 | 00 | 01 | 02 | 03 | 04 | 05 | 06 | 07 | 08 | 09 | 10 | 11 | 12 |
2006 | 00 | 01 | 02 | 03 | 04 | 05 | 06 | 07 | 08 | 09 | 10 | 11 | 12 |
2007 | 00 | 01 | 02 | 03 | 04 | 05 | 06 | 07 | 08 | 09 | 10 | 11 | 12 |
2008 | 00 | 01 | 02 | 03 | 04 | 05 | 06 | 07 | 08 |
PageView :