気象・地震

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東京・雑司が谷の下水工事事故:4人目の遺体は松尾さんと判明

 東京都豊島区雑司が谷2の下水管工事現場の地下マンホール内で男性作業員5人が流された事故で、7日午前に現場から約3・5キロ離れた神田川手前のポンプ所で発見された遺体は、「橘技建工業」(足立区)の松尾隆治さん(31)=足立区栗原=と確認された。遺体発見は4人目。警視庁と東京消防庁は、残る遠藤博昭さん(38)=同区花畑=の捜索を続けている。

 また、事故現場近くの駐車場には7日、地元の町会によって献花台が設けられた。町会副会長の新井良助さん(73)は「亡くなった方の中には小さな子供がいる人もいると聞いた。家族がどれだけ悲しんでいるか」と気遣った。

 長男(4)と献花に来た近くの主婦、勝山有佳子さん(37)は「工事現場を車で通った時、わざわざマンホールのふたを閉めて通してもらった」と涙を浮かべていた。【川上晃弘、佐々木洋】

毎日新聞 2008年8月8日 東京朝刊

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