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水俣病新保健手帳をだましとった男に判決 (2008年8月7日
19:12 現在) 申請書に嘘を書いて医療費などが無料になる水俣病の「新保健手帳」をだまし取った３人の男に、熊本地方裁判所は懲役１年４か月〜１年６か月の有罪判決を言い渡しました。 判決を受けたのは球磨郡錦町の飲食店経営坂本仁助被告５４歳ら３人です。 判決によりますと、坂本被告は、矢野被告、堀内被告それぞれと共謀して、津奈木町に長期間居住し魚介類を多食していたなどと申請書に嘘の内容を書いて医療費などが無料になる水俣病の「新保健手帳」をだまし取ったものです。 きょうの判決公判で熊本地裁の井野憲司裁判官は「私利私欲に目を奪われた安易極まりない犯行で、今なお水俣病に苦しむ多数の人々に、怒りだけでなく、深い失望や無力感をも抱かせる、悪質な詐欺事案である」と指摘して、３人に懲役１年４か月〜１年６か月の有罪判決を言い渡しました。 |
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