【2008年08月08日04時15分 更新】


1.久しぶりの雨 農産物には恵みの雨に…
 (08/08 04:13)

7日は、実に3週間ぶりに、まとまった雨が降りました。7月の記録的な少雨で、水不足が心配された地域では、まさに、恵みの雨となったようです。8日にかけて、局地的に、雷を伴って激しく降るおそれもあり、気象台では注意を呼びかけています。県内は、低気圧と湿った空気が流れ込んだ影響で、6日夜から雨模様となり、3週間ぶりにまとまった雨が降りました。7月の記録的な少雨で、水不足が心配され、地区住民に節水を呼びかけていた日南市鵜戸では、久しぶりの雨に、住民から安どの声が聞かれました。(住民は)「久しぶりの雨でいいですね。飲み水も節水しろということだったが、節水せずに安心できる。もっと雨が降れば良いのだが…」また、日南市にあるこちらのみかん園では、雨不足で生育に影響が出始めていただけに、恵みの雨となりました。一方、局地的に、激しい雷雨となったところもあり、高鍋町や都農町、それに美郷町などで、落雷が原因と見られる停電が発生しました。この雨は、8日まで、局地的に雷を伴って激しく降るおそれがあり、気象台では注意を呼びかけています。


2.国の燃料高騰対策 漁業関係者に説明
 (08/08 04:13)

燃料高騰による漁業の危機を訴えた、初の一斉休漁から20日あまり。7月、政府は、総額745億円の漁業支援をまとめました。こうした中、7日、宮崎市で、漁業関係者に対する国の説明会が開かれ、具体的な支援策が明らかになりました。これは、7月、政府が発表した燃料高騰対策を、漁業関係者に説明するため開かれたもので、県内19漁協の組合長や県漁連の担当者など、約100人が参加しました。説明会では、まず、県漁連の丸山英満会長が、「漁業関係者が一致団結して休漁した結果、国の対策につながった。漁師のため、各漁協がさらに力を合わせなければならない」とあいさつしました。このあと、水産庁の担当者が、追加支援の具体策について説明しました。支援策は、燃料消費量を1割以上削減することを条件に、燃料の値上がり分の9割を、国が補てんすることなど、6項目からなっていて、総額は745億円に上っています。内訳は、燃料値上がり分の補てんに約80億円、省エネ機器の導入に対する支援が200億円、さらに、燃料高騰による休漁措置として、65億円も盛り込まれています。しかし、原油高騰の影響で、漁船の燃料に使うA重油は、8月も1リットルあたり6円80銭値上げされたことから、組合長からは、さらなる支援を求める声が相次ぎました。(組合長は)「変わらないですね。このままの状態で(燃料が)上がり出したら、漁師はここ2年のうちに半分に減るのでは。このようなものだけでは、立ち直るとは言えない」「省エネしながら、その分の補てんをしてもらうと言うことで、これからも漁業みんなでがんばっていければ良いと思う」7日の説明会を受け、県漁連では、支援策に対する各漁協の申請書をまとめ、9月10日までに、全漁連に提出することにしています。


3.県産品を東アジアへ!戦略会議初会合
 (08/08 04:13)

ターゲットは東アジアです。中国や韓国などに、県産品を売り込もうと、県は戦略会議を発足させ、7日、初会合を開きました。戦略会議は、県や農業団体の関係者など、12人で構成されています。県庁で開かれた初会合では、県の担当者が、香港や台湾で開かれた「県産品フェアー」の効果で、かんしょや完熟金かんの輸出量が増えていることを報告しました。また、参加者からは、「販路拡大に向け、九州各県と連携した取り組みが必要」といった意見や、「海外のバイヤーを、積極的に宮崎呼んだらどうか」などの提案がありました。今後、戦略会議では、輸出国の市場実態を把握し、県内の企業が、輸出しやすい環境を整備することにしています。(県商業支援課・酒匂重久さん)「今後も大きな市場として注目されると、特に宮崎から見た場合、すごく近いというメリットもありますので、そういった意味で、東アジアということで、今回ターゲットをしぼった」戦略会議では、中国、韓国、香港、そして台湾などをメインターゲットに、具体的なプランを策定したいとしています。


4.エコプラザ外部調査委が聞き取り調査
 (08/08 04:14)

「エコクリーンプラザみやざき」の施設破損問題で、破損原因や責任所在の究明を進めている外部調査委員会は、関係者への聞き取り調査を始めました。聞き取り調査は非公開で行われ、7日は、施設全体の設計業者と、破損している調整池の施工業者、合わせて11人が呼ばれました。聞き取りを行った委員によりますと、調整池の工事方法が決まった経緯などについて質問が出され、業者の意見に食い違いもあったと言うことですが、具体的な内容については、明らかにされませんでした。外部調査委員会では、施設を運営する、県環境整備公社に在籍していた職員についても、聞き取り調査を行う方針です。


5.焼酎用かんしょ収穫始まる
 (08/08 04:14)

焼酎用のかんしょ「黄金千貫」の収穫が、都城市で始まりました。JA都城によりますと、今年は、植えつけた4月頃、雨が少なかったことから、収穫量は、例年に比べて少な目ですが、品質は良いということです。かんしょの収穫は、10月頃ピークを迎え、焼酎の原料として、12月上旬までに、約1万4千トンが収穫されます。


6.水難事故で持永哲志さん死亡
 (08/08 04:14)

去年の知事選で落選した、持永哲志さんが、6日、沖縄県のビーチで、おぼれて死亡しました。死亡したのは、東京都世田谷区の会社員、持永哲志さん48歳です。持永さんは、6日午前9時半ごろ、家族と一緒に訪れていた、今帰仁村のホテルのビーチで泳いでいましたが、沖合い約10メートルの海面に仰向けの状態で浮いているのを、他の遊泳客が発見しました。ビーチの監視員などが持永さんを引き揚げ、救急処置を行なって病院に搬送しましたが、事故から、約8時間後に死亡が確認されました。亡くなった持永さんは、去年、官製談合事件に絡む出直し知事選に、自民・公明両党の推せん候補として立候補し、落選しました。持永さんは、5日から家族で沖縄を訪れていて、6日、帰る予定だったということです。


7.リサイクルショップ窃盗の男を逮捕
 (08/08 04:15)

5日、日向市で発生した貴金属窃盗事件で、警察は、日向市に住む自営業の男を、6日夜、窃盗の疑いで逮捕しました。捕まったのは、日向市新生町の自営業、後藤博容疑者50歳です。警察の調べによりますと、後藤容疑者は、5日午前1時ごろ、日向市のリサイクルショップで、50万円相当の高級腕時計やネックレスなど、貴金属あわせて54点、約1100万円相当を盗んで、逃走した疑いが持たれています。警察では、店の防犯ビデオの映像などから、容疑者の特定を進め、6日夜、宮崎市内で、後藤容疑者を窃盗の疑いで逮捕しました。調べに対し、後藤容疑者は、犯行を認めているということで、警察では余罪を追及しています。