更新:8月7日 16:13モバイル:最新ニュース
「iPhone」効果でソフトバンク好調・7月の純増数、KDDIはMNP後初の転出超
携帯電話各社が7日発表した7月の携帯電話契約数によると、新規契約数から解約数を引いた純増数はソフトバンクモバイルが21万5400件と15カ月連続で首位を維持した。市場全体の純増数が前年同月比21%減の39万1500件と落ち込むなか、ソフトバンクは7月11日に発売した「iPhone 3G」(アップル製)の人気をはずみに契約者数を拡大した。 ソフトバンクは「iPhoneの効果で来店者が増え、夏商戦全体が盛り上がった」(広報)という。iPhoneの販売台数は公表していない。 一方、6月に4位に転落したKDDIは今回も1万件台となる1万7000件と伸び悩んだ。iPhone発売による影響と夏モデルの投入時期が遅かったことが要因という。2位のNTTドコモは9万4200件、3位のイー・モバイルは6万5000件だった。 ナンバーポータビリティー(MNP)による転入数から転出数を引いた7月の契約者数はソフトバンクは5万2000件と転入者が拡大した一方、KDDIは1200件のマイナスとなり、制度が始まって以来初の転出超過となった。ドコモも5万1100件のマイナスだった。 [2008年8月7日/IT PLUS] ● 関連記事● 記事一覧
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