泥酔女性、公衆の面前で胸のボタン引きちぎり大騒ぎ

新華社江蘇:南京市でタクシー運転手をしている丁さんは先日、2人の女性を車に乗せた。女性の1人は40歳前後で、彼女は助手席に座ったという。彼女は顔が真っ赤で、酒の匂いをぷんぷんさせていた。もう1人は20歳ちょっとという感じで、後ろの席に座ったという。丁さんは2人を乗せて、目的地へ向かって走り始めた。
途中、後ろの席に座った若い女性が先に下りると言い出した。彼女は、助手席にいるのは自分の母で、タクシー代は母が払うと話したという。丁さんは特に深く考えることなく、これに応じた。
数分後、目的地に着くと、助手席に座った女性は道の端に車を停めるよう丁さんに求めた。この時、料金メーターは14元(約220円)という数字を表示していたという。女性はしかし料金を払うことなく、車を下りてその場を立ち去ろうとした。丁さんはこれを見て、あわてて女性を引き止めて料金を払うよう求めた。女性はこれに対して怒り出し、なぜお金を払わなきゃいけないんだ、と難癖をつけ始めたという。
丁さんは携帯電話を取り出して警察を呼ぼうとした。丁さんが電話をしているのを見ながら、女性は丁さんをののしり続けたという。女性が騒いでいるのを聞きつけて、周りにはたくさんの人が集まってきた。これを見た女性、今度は胸のボタン2つを自分で引きちぎり、丁さんが自分に無礼なことをしたと騒ぎ始めたという。女性は騒ぎながら丁さんにつかみかかるなどした。周りの人の助けを借りて丁さんはなんとか女性を振りほどいたが、女性は今度は丁さんを助けた無関係の人にまで飛び掛り始めたという。
警察が駆けつけ、女性はやっとのことで取り押さえられた。調べによると女性はタクシーに乗る前、数人の友人と一緒に酒を飲みながらマージャンなどをしていたとのこと。先にタクシーを降りた女性はマージャン仲間で、彼女の娘ではなかったということだ。
【翻訳編集:JCBB(K.K)/G-SEARCH】