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出入国管理法違反:韓国籍ホスト、近く強制送還 20人、容疑で検挙--大阪・生野署

 ◇女性十数人、涙の別れ

 大阪府警生野署と大阪入国管理局は6日、大阪市生野区巽中1のホストクラブ「EPISODE」で働く韓国籍の22~40歳のホストの男20人を、出入国管理法違反容疑で検挙した。3人が不法入国、8人が不法残留、9人が資格がないのに就労していた疑い。近く強制送還する。

 調べによると、不法入国した1人は2年前に強制送還された経験があり、「韓国・仁川港からコンテナ船で密入国した」と供述しているという。

 店は7月18日にオープンしたばかり。「不法残留者がたくさん働いている」という匿名の通報があり、同署などが6日未明に店内に入り検挙した。同署は20人のうち朴正〓(34)=同市浪速区敷津西2=ら26~34歳の4容疑者を同容疑で逮捕しており、経営の実態なども調べる。

 同署前には同日朝、検挙時に店内にいた客やファンとみられる女性ら十数人が詰めかけ、涙を流して別れを惜しむ人もいたという。【堀江拓哉】

毎日新聞 2008年8月7日 大阪朝刊

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