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高橋知事、道立紋別病院を視察〜医師不足の現状を理解
(8月7日付け)
高橋はるみ北海道知事が5日、来紋し、北海道立紋別病院(及川郁雄院長)を視察したほか、市内のセントラルホテルで遠紋9市町村の首長らと、地域のあり方について意見交換した。道立紋別病院問題について高橋知事は医師不足の現状に理解を示す一方、医療の広域連携の動きにも触れながら「厚生病院や赤十字病院など多様な病院との連携で地域医療を守ることに期待したい」と述べた。
知事の施策「まちかど対話」の一環として5、6日の2日間、紋別市、湧別町、上湧別町、遠軽町を訪れたもので、網走管内では3年ぶり3度目となった。
5日午後、紋別入りした知事は道立紋別病院を視察。及川院長の案内で病院内を見て回り、院長ら病院関係者から説明を聞いた。
及川院長は医師不足で人工透析がこの4月から休止したり、二次救急の対応が困難である状況を説明する一方、西紋の市町村と連携して医療の広域化を進める検討協議会が発足していることも示し「地元の皆さんの願いは、この地域で医療を完結させること」と訴えた。
高橋知事も理解を示し「医師不足はどこも深刻で、道としても一生懸命やりたい。とくに紋別病院は循環器科の医師不足が大きな問題ですね」と理解を示していた。
(道立紋別病院を視察する高橋知事=写真=)
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