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2008年8月6日(水) 19:20 |
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チボリ公園、12月31日で事業廃止へ
チボリジャパンの取締役会が開かれ、今年12月31日で事業を廃止し、会社を解散することを決めました。
取締役会には10人が出席しましたが、伊原木副会長は欠席しました。 会議ではまず、公園事業の廃止が全員一致で可決され、その後、坂口社長が提案する形で会社の解散も可決されました。今月26日に開かれる株主総会で可決されれば、正式に解散が決まります。 また石井知事は、県内多くの企業などが出資した第3セクターをわずか10年で閉じる責任について、株主総会後に総括すると述べました。 株主総会後には、岡山県が地主のクラボウと土地返還の協議を始める考えを示しています。 倉敷チボリ公園は、そもそも岡山県が主導する形でクラボウ工場跡地に建設されました。開園から10年、県が支援を打ち切ることで事業がストップ。チボリジャパンが解散に追い込まれることになった事は、行政の継続性という意味でも、知事の決断に問われる責任は小さくないものがありそうです。 今後は、公園の緑などをどこまで残すことが出来るのかがポイントになります。
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