岡山放送局

2008年8月7日 0時19分更新

日銀前岡山支店長が会見


日銀岡山支店の鵜飼博史・前支店長が、異動にともなって岡山を離れるのを前に6日、記者会見し、岡山の経済への期待を語りました。

鵜飼前支店長はおととしから2年間、日銀岡山支店の支店長を務め、今月4日づけで日銀本店の金融機構局の参事役に異動しました。

鵜飼前支店長は、異動に伴って岡山を離れるのを前に6日、記者会見し、まず、県内の経済について「景気は回復の傾向だが、企業によって業績に差があるうえ原油や原材料価格の高騰で全体的に景気が減速した」と振り返りました。

そのうえで今後の県内の経済について「さまざまな産業があるうえ交通の利便性が高く、水が豊富で地震も少ないなど経済を活性化する高い潜在能力を秘めている。こうした潜在能力をぜひ発揮してほしい」と期待を語りました。

ところで今回の異動に伴い、日銀岡山支店の新しい支店長に、本店の政策委員会室で参事役を務めていた高橋経一氏が就任しました。

高橋氏は秋田県出身で47才。

昭和60年に日銀に入り、経営企画室の調査役やシステム情報局の企画役などを務めてきました。