今回、久々のビジネス書新刊執筆のために、6名限定のコーチング・セミナーを開催することに致しました。受講料は無料となりますが、手を抜くことはありません。
正直、わたくしのプライドをかけています。
いったい、どんな内容になるのか?
まずは、本の表紙イメージを見てください。

一言で内容をいえば、顧客と自分の想像を超える、圧倒的なコンセプトを見出す思考法です。とてもシンプルな、1枚のチャートを活用。問いを適切な順番で発したとたん、頭がフル回転しはじめます。
集中した思考の後に、出現するのは、単なる「面白いコンセプト」ではありません。業績にダイレクトにつながる「売れるコンセプト」です。売れる提案書・企画書、売れるホームページ・パンフレット構成、売れる広告・宣伝コピー、売れるセミナー・講演会・説明会のコンテンツをはじめとした、優れたセールスコンセプトが、個人でもチームでも、自在に作り出せるようになります。
セミナーの進め方は、いままでの発想法のように、既存のアイデアを大きくしたり、小さくしたり、組み合わせたりしながら、コンセプトを捻りだすのではありません。「降りてきた」という表現をよく使いますが、脳全体を活性化させながら、まったく新しいコンセプトを出現させるプロセスを、あなたと体験していきます。
ちなみに受講料が無料の理由は、これから執筆する本の事例として掲載させていただきたいからです。
革新的かつ具体的なコンセプトが3日間で現れなければ、わたくしは本が出せないことになってしまいます。編集者もハラハラの、綱渡りに挑戦です。
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なぜ今、「コンセプト」が鍵なのか? ― 営業手法や広告手法は、もはや効率の悪い集客エンジン!? |
ビジネスにとっての収益の源泉は、突き詰めれば、顧客です。ですから顧客を獲得する活動は、会社にとっても最も大切な活動だと、私は長い間、主張してきました。
ところが、最近では、過去の見解を否定するようなことを言っています。
「顧客を集める努力をしているような会社は、もはや時代遅れ」だと。
そもそも現在、急成長している事業は、顧客を集める努力をしているでしょうか? 「Google」「YouTube」が顧客獲得のために、努力しているという話は聞いたことがありません。仕事体験型のテーマパーク「キッザニア東京」は2006年開業以来、予約がとれない状況です。卑近な例でいえば、わたくしのグループ会社で展開している「マインドマップ」も「フォトリーディング」も、集客のために広告する必要性はほとんどありません。このように事業を展開しているところは、圧倒的なコンセプト自体が、集客エンジンになっているのです。
このマーケティング環境の大変化は、言うまでもないことですが、IT革命により情報検索が極めて簡単になったことが原因です。顧客は「まさに自分にぴったり」と思えるようなコンセプトの事業や商品については、自ら積極的に情報を入手します。労をいとわず欲しいものを探し、調査・比較検討し、自分で購買決定してしまうのです。広告や営業マンが介在できる余地が小さくなってしまった。結果、売り手は広告媒体や営業手法の差別化によって、優位性を築くことは極めて困難。歌手が汗をかいて全国行脚しても、ミリオンセラーを生むことができなくなったのと、同じ状況といってもいいでしょう。
このような環境変化に適応できる会社とできない会社の差は、今後、さらに広がります。事業ライフサイクルが短くなったため、経営幹部は将来の収益の柱となる新規事業コンセプトを頻繁に打ち出さなければなりません。営業マンは商談のたびに、業界・顧客ごとに最適なソリューションを生みだす提案・企画を期待されます。またメルマガ・ブログにより顧客接触頻度が増えていますので、どんなコンセプトの情報を送るのかは、顧客にリピートされる会社と幻滅される会社との分岐点になるでしょう。
つまり、論理的にも、感情的にも顧客を納得させる高品質なコンセプトを、常に生みだすクオリティの高い思考ができるかどうか? ― それは顧客を追い求める企業(人材)になるか、顧客に追いかけられる企業(人材)になるかの違いになるのです。
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懸命に考えているつもりなのに…、知らず知らずのうちに、なぜコピペ思考に陥ってしまうのか? |
先日のことです。ある一流企業が私どもの会社に対して、営業提案を行いました。
プロジェクターを通してパワーポイントが提示されると、さすが一流会社のプレゼンテーションです。そこには
コンサルタントが使うような綺麗なチャートが並んでいました。課題がクリアに整理され、解決策も論理的に正しい。「うん、うん」と私はプレゼンテーションに耳を傾けていました。
しかし、きれいに整理はされているものの、身を乗り出すことができない。なにか新しい可能性に触れたという感動がまったく起こらないのです。
そして直観的に気づいてしまうのです。
コンサルティング営業とは名ばかりで、提案書は他の顧客向けにつくった資料のタイトルと見積額を変えただけであることを…。
結局、私は腕時計をチラチラみて、いつ席をたつタイミングを見つけるかだけが関心事になってしまいました。
あなたも同じような体験をしたことがあるはずです。プレゼンの9割は、見た目はロジカルですが、驚きのない、陳腐な内容なのです。
いったい、なぜこのようになってしまうのでしょう?
それは適切な思考モデルを使わない限り、私たちの思考はつい情報の編集作業に終始してしまうからです。何かについて考えるようとする際、私たちは「知っていること」をきっかけに、考えを発展させていきます。既知の情報を羅列・網羅する。そして「知っていること」を分かりやすく伝えるために、論理的なフレームで整理して伝えます。
こうすると情報の見え方が異なってきますので、新しいアイデアを作り出しているように一見みえますが、ほとんどの場合、コピペを頭の中でしているだけ。結局、相手からは「よくまとまっていますね・・・(で、なんなの?)」という程度の提案になってしまいます。
コピペ思考から脱却するためには、ある段階で、「知っていること」から強制的に離れ、想像の世界にいかなければなりません。想像をめぐらせることで、既知と未知の情報が結びつき、自分にとって「えっ」と思う気づきが得られます。そのように自分自身に気づきがなければ、顧客に気づきは起こせないのです。
アインシュタインが「想像は知識より重要だ」といったことは有名です。良質な思考のためには、想像のほうが重要なのですが・・・、いままでの教育において、知識の整理の仕方は教えられてきましたが、想像の仕方を教えられたことはあったでしょうか?
またビジネスにおいて、「顧客視点で考えろ!」とは聞き飽きたフレーズですが、そのように叱られても
三秒後には、自分視点で考えてしまいます。なぜかといえば、「知っていること」を軸に思考するために、自分視点にならざるを得ないのです。自分の知っていることとは、既存の商品・サービスですから、結局、しゃべればしゃべるほど、ロジカルなフレームワークを借りた、ロジカルな押し売りをしてしまうわけです。
売れるコンセプトを生みだすには、強制的に想像の世界に飛躍し、強制的に顧客視点に変えていく思考モデルが必要です。その場合「考え続ければ、いつか生みだされるだろう」というのは無理があります。地図もなしに、「とくかく歩き続ければ、いつか目的地にたどり着く」ことを期待しているようなものです。
【論理と空想の思考のダンスを、顧客視点で行うこと】が、収益を生みだすビジネス・コンセプトの根幹です。そして、その思考プロセスをモデルとして提示しているのが、今回、セミナーで取り上げる「全脳思考モデル」となります。
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成功コンセプトを生みだした、過去10年間の共通思考パターンを徹底分析・モデル化 |
優れたコンセプトを生み出す思考は、よほどの思考トレーニングを積んだ一流のプロにしかできないと思われていました。しかし、私は、そのプロの能力を、あなたの内面より目覚めさせることができると、多数の新規事業を成功させ、多数のベストセラー作家を生みだした経験から断言できます。そのモデルを提示するのが、このセミナーであり、まさに私の10年間の思考の結晶といってもよいでしょう。
私自身、「会員制コンサルティング」「感情マーケティング」「21日間感動プログラム」「365日神田昌典語録」をはじめとした、さまざまな事業・商品コンセプトを生みだしてきました。このような業界全体に影響を与えたコンセプト以外にも、クライアント、そして自社の業績アップをするために書かれた膨大な数に及ぶセールスレターには、集客テクニックではなく、核となるコンセプトが必ずあったのです。
このように積み重ねてきた仕事を、過去10年間遡って分析してみたとき、私は、成功したコンセプトには必ず共通の思考パターンがあることに気づきました。逆に失敗したコンセプトは、なぜ失敗したのかも、明確に説明できるようになりました。その思考の根源にある、共通パターンをシンプルなチャートに凝縮させたのが、全脳思考モデルです。
チャートを形にしたあとは、誰にとっても高い効果を生むモデルであることを検証することに注力しました。そのため出版企画、新規事業企画、販促企画、コンテンツ開発企画といった「企画」に関わるすべてのミーティングで、このチャートに基づいて、議事進行役を行ってきました。結果、いままでのミーティングでは沈黙の時間が長かったのですが、全脳思考モデルを使いはじめると、適切な質問を適切な順番で投げかけることができるので、グループ全体の集中力が一気に高まります。そして到達を目指すレベルが明らかに高くなりますので、目に見えてアウトプットが改善するのです。
以下、ミーティングで、このモデルを使った思考を一気に書きなぐった画像をそのままお見せいたします。
綺麗なものではありませんが、思考の熱気がそのままお伝えできるのではないかと思います。
シンプルなチャートなので、即、実践できます。「フレーム」と「イラスト」を組み合わせた1枚のチャートですが、そこから引き出せる情報は膨大。チャートを完成させるまでに、ロジカル思考、クリエイティブ思考、顧客思考、そしてシナリオ思考といった様々な観点からの質問に対する答えを、自分の中から引き出せることになります。その結果、業績をあげるための優れた仮説をスピーディに出現させることができるのです。
さらには、全脳思考モデルには、単なるコンセプトメイキングのチャートを超えたさまざまなメリットがあることが、この思考プロセスを体験された方からあげられました。メリットの一部をあげますと、次のとおりです。
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「一枚のチャートというシンプルなものであるので、会議の共通のフレームワークとして使える。ビジネス経験がさほどなくとも、楽しみながら議論に参加できる。その結果、最も顧客に近いフロント社員の情報を最大限利用した、ユニークでありながら現実的なコンセプト構築ができる」 |
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「トップダウンではなくボトムアップで着想できるようになる。自分で生み出したアイデアには愛着を感じるので、実行をコミットしやすい。業績改善を入口にした、チームで発想する組織に変わるQC活動ともいえる」 |
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「全脳思考チャートは、ジグソーパズルのように完成イメージを自分で作りだすまでは、すっきりすることがない。そのために休憩もとらずに、一瞬のうちに何時間も過ぎていたというフロー体験がしばしば起こる」 |
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「セールスにおけるトータル・プロセスにおいて、物語に沿ったアイデアを生みだすことができる。物語は記憶に粘りつくので、プレゼンテーションが良質なエンターティメントに変わる。つまりアイデアを生みだしながら、それが同時にプレゼンに向けた最適な構成にもなる」 |
このように全脳思考モデルをガイドとして思考を深めることは、まず個人において、自分が驚くほどの気づきを得ることができます。驚きは、ワクワクした情熱ややる気に直結します。とにかくウズウズ動き出したくなるので、単なる面白いアイデアではなく、実現したくなるアイデアが生まれるのです。
そして、そうした個人レベルの思考のクオリティがあがることによって、同僚とのミーティングにおいても、あなたが中心となって、すべての人の情報やアイデアを引き出し、まとめられるようになります。売上をあげるという目的に絞ったファシリーテーション方法としては、非常に効果的です。
生まれたコンセプトは、メンバー全員が共有・共感しているものなので、チームは自然に熱が宿り、実現に向けた行動をはじめます。個人においても、会社においても、まさにブレイクスルーを生み続ける頭脳工場を稼働させるようなものといってもいいでしょう。
それでは、その思考法を実践する、6名限定のコーチング・セミナーの日程をご案内します。
■全脳思考モデルセミナー
【日時・場所】
2008年9月13日(土)・14日(日)
フォローアップ 9月20日(土)
いずれも午前9時30分から午後6時
場所は、東京都内 弊社会議室
【応募条件】
大手企業もしくはベンチャー企業において、新規事業開発、経営企画、営業企画をはじめとした企画業務に携わっている方。
とくに企業における営業部門のコンサルティング強化、提案力強化が課題となっている方を歓迎します。
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応募者多数となることが予想されます。今回は限定6名になる関係で、せっかくお申し込みいただいたのに、残念ながらご受講いただけないことが多くなると思います。上記条件に該当していらっしゃる方で、ご応募いただきました場合には、出版時に新刊をプレゼントさせていただきますので、なにとぞご容赦ください。 |
【受講料】
今回、この合計3日間のコーチング・セミナーの受講料は、新刊執筆の際の、事例として掲載させていただきくことを条件に、無料とさせていただきます。
【事例掲載許可について】
掲載時には、できる限り、実際のケースとしての掲載をご許可いただきたいと思いますが、ご希望により、会社名は匿名にすることも可能ですし、また差し支えがあります場合には、できる限り業界・会社業種を類推されないように文章上の工夫をして掲載いたします。
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最後に・・・ |
全脳思考モデルは、私がMBAを習得し、経営コンサルティングというロジカルな分野で経験を積みつつ、「マインドマップ」や「フォトリーディング」というクリエイティブな思考ツールをマスターしてきたからこそ実現できた、日本発の知の統合モデルです。このモデルを使い始めたとたん、ぐるりと顧客視点にすべての情報が統合されていきます。その結果、自分も顧客も想像できなかった、しかし、いままで待ち望んでいた、そんなコンセプトが出現します。
このセミナーでは、ぜひ、そのような感動を体験していただくために、私もベストを尽くしたいと思います。
ご応募締切: 2008年8月18日(月)午前9時
結果ご連絡: 2008年8月21日(木)
選考結果は8月21日(木)、当選者の6名様へメールでご連絡いたします。
■お申込みは、こちらから。
手順にそって、以下のフォームよりお申込を行ってください。
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必要事項を記入して、申込ボタンを1度だけおしてください。 |
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最近、スパムや迷惑メール、またフォルダ振り分けなど様々な原因で、メール未着の連絡をいただくことがございます。お申込み完了時に、自動返信メールをお送りしております。万が一、申込後12時間たっても未着の場合は弊社クライアント・サポートまですみやかにご連絡ください。 件名は、「全脳思考モデルセミナー応募自動返信メール未着」にて、よろしくお願いします。クライアントサポートアドレス: info@almacinc.co.jp |
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自動返信メールは、内容をご確認の上、結果通知及び、セミナー当日まで保管をお願いします。 |
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キャンセルの際は、件名「全脳思考モデルセミナー応募キャンセル」で、お申込登録時のお名前、お電話番号を明記し、Eメールにて、info@almacinc.co.jpまでご連絡ください |
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お申込情報の利用および管理方法については、プライバシーポリシーをご覧下さい。
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