最新KCTニュース

[2008年8月6日(水)の KCT TVニュースから]

チボリ・ジャパン社取締役会 公園事業廃止を議決(岡山市)

倉敷チボリ公園の来年以降の在り方を協議するチボリ・ジャパン社の取締役会が岡山市内のホテルで開かれ、チボリ公園事業の廃止とチボリ・ジャパン社の解散が全会一致で議決されました。
きょうの取締役会には取締役と監査役あわせて13人が出席しました。今回の取締役会では継続審議になっていた公園の一部をアウトレットモールとして活用する坂口社長案を協議することになっていました。しかし、岡山県と倉敷市がそれぞれ財政負担をしない考えを表明したことにより「坂口案」は事実上実現不可能になり,協議されないまま撤回されました。今後の公園運営について選択肢を失った取締役会はチボリ公園事業の存続か、廃止かの最終段階の議論が進められた結果、チボリ公園事業の廃止が全会一致で議決されました。今後は8月26日の臨時株主総会で株主の承認を求めることになり、チボリ公園事業は今年の12月31日で終了、地主のクラボウに土地を返還することになります。岡山県は「できるだけ多くの公園部分が残るようにクラボウに土地開発を委ねる」としており、今後は「ポスト・チボリ」の在り方について倉敷市とクラボウなどが議論を重ねていくことになりそうです。

砂上の決戦へ 玉野市長が議長に果たし状!?(玉野市)

果たし状といいますと、決闘の申し込みですから穏やかじゃあないですよね。玉野市の黒田晋市長が玉野市議会の三宅一典議長へビーチサッカーでの対戦を求める果たし状を手渡しました。
果たし状、実はビーチサッカーの決戦を求めたものだったんですね。黒田市長が、果たし状を読み上げ、三宅議長に手渡しました。市側と市議会側の精鋭チームによる決戦は9月7日に渋川海岸で行われるイベントビーチライフin渋川の中で見ることができます。

原爆の日 平和への願い込めピースバルーン飛ばす(倉敷市)

広島に原爆が投下されてからきょうで63年となりました。原爆の日のきょう、倉敷市役所では職員らが平和の願いを込めて「ピースバルーン」を飛ばしました。
「ピースバルーン」は毎年、倉敷市職員労働組合が主催し原爆の日に合わせて実施しています。昼休みに職員や市民あわせて85人が短冊を取り付けた風船を手に市役所玄関前に集まりました。短冊には「子どもたちに平和な未来を残そう」「核兵器をなくそう」など平和への願いがしたためられています。倉敷市職員労働組合の木村正明中央執行委員長の掛け声とともに平和を願い、用意された風船200個を一斉に飛ばしました。きょうはこのほか、児島・水島・玉島の各支所でもそれぞれ100個ずつのピースバルーンを空へ放しました。

清水市代さんに将棋文化栄誉章(倉敷市)

女流将棋の公式タイトル戦の一つ「倉敷藤花」を通算10期獲得したことを称え、女流棋士の清水市代さんに倉敷市から将棋文化栄誉章が贈られました。贈呈式の会場で清水さんを称える声を集めました。
8月1日に倉敷アイビースクエアで行われた贈呈式には倉敷市内の企業や日本将棋連盟から関係者およそ120人が集まりました。ステージでは倉敷市の伊東香織市長が将棋文化栄誉章の表彰状を贈りました。清水さんは去年の倉敷藤花戦のタイトルで、15期のうち、10期優勝という快挙を成し遂げました。清水さんは他の棋戦も含めトータル40期のタイトルを獲得しており、名実ともに女流棋界ナンバーワン。非公式のハンディ戦で羽生善治名人に勝ったこともあるほどです。将棋文化栄誉章は大山名人記念館名誉館長の有吉道夫九段などに贈られており清水さんで4人目です。日本将棋界に新たな金字塔を打ち立てた清水さんに今後の抱負などについて聞きました。

工業用水道事業PR 西之浦浄水場でイベント(倉敷市)

工業用水道事業への理解を深めてもらおうと倉敷市連島町の西之浦浄水場で夏休み恒例のPRイベント「フェスタ・イン・工水」が開催されました。
岡山県企業局工業用水道事務所では、毎年、8月1日から7日までの「水の週間」に、地元住民や企業関係者との『協働』でこのイベントを行っています。産業活動を支える重要な資源工業用水への理解と水の大切さを知ってもらうのがねらいです。会場の西之浦浄水場では、中四国最大800KWの太陽光発電システムを持つ施設内の見学会を盛り込んだクイズラリーが行われ、小学生たちは、一日、25メートルプール1000杯分の工業用水を63の工場へ給水していることなどを学びました。また、場内では、水島工業高校の協力でてんぷら油などのバイオ燃料で走るBDFカートと燃料電池自動車の試乗会が行われ子どもたちの人気を集めていました。そのほか、ストラック・アウトや輪投げ、ヨーヨー釣りなどのゲームコーナーや焼き餅、焼きそばなどの模擬店も設けられ、お祭りムードの中、参加者たちは、水への関心や、環境への理解を深めていました。

(最終更新 08/06-19:07)


戻る