日本自動車輸入組合(JAIA)が6日発表した7月の輸入車販売台数(速報値)は、前年同月比23.7%減の1万6489台だった。3カ月連続で20%以上の減少率を記録した。海外メーカー勢に新型車が少なく販売が落ち込んだほか、日産自動車が一部車種の生産を英国から国内に移管し、輸入が3500台減ったのも響いた。
海外メーカー車に限ると15.8%減の1万4280台だった。ブランド別の首位はフォルクスワーゲンで3560台(10.9%減)。2位はメルセデス・ベンツで2597台(17.0%減)、3位はBMWで2469台(23.1%減)で、主要ブランドの販売台数は軒並み前年より大きく減少した。
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