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二人を背負って渡す心遣いこそ…子供の成長願う七夕人形

8月7日0時25分配信 読売新聞


二人を背負って渡す心遣いこそ…子供の成長願う七夕人形

お供えものの夏野菜とともに飾られた七夕人形=石井千絵撮影

 七夕を迎え、長野県松本市で、民家の軒先などに織姫とひこ星の人形がつるされている。

 子供の成長や五穀豊穣(ほうじょう)を願い、江戸時代から伝わる習わしで、子供の着物を着せた二人の人形の前に、ナスやトマトなどの夏野菜や、ほうとうが供えられる。

 二人を背負って渡す役の「かーたり」(川渡り)という男の人形も一緒につるされる。大雨で天の川が増水しても二人が無事に会えるようにとの、優しい心遣いだ。

最終更新:8月7日0時25分

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