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台湾政界重鎮、相次ぎ訪日 馬政権、対日重視アピール

2008.8.6 18:56
米下院内で記者団の質問に答える台湾の王金平立法院長=7月30日、ワシントン米下院内で記者団の質問に答える台湾の王金平立法院長=7月30日、ワシントン

 台湾の王金平立法院長(国会議長)が7〜13日までの日程で日本を訪れる。今月下旬には対中国交流窓口機関、海峡交流基金会トップで与党国民党の江丙坤副主席も訪日予定。台湾政界重鎮の相次ぐ訪問には「馬英九政権は『親中反日』」との見方を打ち消し、対日関係重視の姿勢をアピールする狙いがある。

 関係者によると、王院長は数人の立法委員(議員)らとともに、奈良で開かれるアジア太平洋国会議員連合の会合に出席。滞在中、自民党の麻生太郎幹事長らとの会談を予定している。江副主席は25〜29日まで滞在。財界関係者と会談し、馬政権が掲げる経済を軸とする対中政策を説明する。

 日台間では尖閣諸島(中国名・釣魚島)沖で起きた船舶事故の処理をめぐって関係が一時不安定化。馬政権は対日定例会議をつくり、関係強化に乗り出している。(共同)

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米下院内で記者団の質問に答える台湾の王金平立法院長=7月30日、ワシントン
江丙坤・国民党副主席
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