山口県内に韓国からの訪問団が相次いでいる。5日、県教委に友好交流協定を結ぶ慶尚南道教育庁から高校の日本語教員らが訪問。山口市には4日、姉妹都市の公州市から締結15周年を記念する尹錫炯(ユンソッヒョン)市民局長(58)らが訪れた。
県教委では藤井俊彦県教育長らが歓迎。訪問団代表の朴向淑(パクヒャンスク)さん(53)ら一行21人は8月4―10日まで県内に滞在し、山口大を訪問するほか、大内塗や萩焼を体験して交流する。公州市の訪問団23人は7日まで滞在。6日、市中心部などを会場に催される山口七夕ちょうちんまつりに飛び入り参加する。
竹島問題について尹市民局長は「無視できない。しかし、国家間の問題より両市の築いてきた年月が大切だ」と述べた。
【写真説明】山口市役所を訪れ、市職員から歓迎の花束を受け取る公州市の尹市民局長(右から3人目)
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