(cache) 台湾政界重鎮、相次ぎ訪日 馬政権、対日重視アピール
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     【台北6日共同】台湾の王金平立法院長(国会議長)が7日から13日までの日程で日本を訪れる。今月下旬には対中国交流窓口機関、海峡交流基金会トップで与党国民党の江丙坤副主席も訪日予定。台湾政界重鎮の相次ぐ訪問には「馬英九政権は『親中反日』」との見方を打ち消し、対日関係重視の姿勢をアピールする狙いがある。

     馬政権発足後から中台間では双方の対話が9年ぶりに再開。週末直行チャーター便就航と中国人の台湾観光受け入れが実現するなど、急激な関係改善が目立っている。一方、日台間では尖閣諸島(中国名・釣魚島)沖で起きた船舶事故の処理をめぐって関係が一時不安定化。馬政権は対日定例会議をつくり、関係強化に乗り出している。

     総統府関係者は「中台関係の改善は日本にもメリットがあり、アジア地域の安定化にも寄与することを理解してもらいたい」と話した。

     関係者によると、王院長は数人の立法委員(議員)らとともに、奈良で開かれるアジア太平洋国会議員連合(APPU)の会合に出席。滞在中、自民党の麻生太郎幹事長らとの会談を予定している。

      【共同通信】

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