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個人情報:児童375人の情報流出 教頭のPCにウイルス--三重・東員

 三重県東員町教育委員会は31日、同町立神田小学校(小寺光紀校長、児童415人)の男性教頭(54)が自宅で使っているパソコンがウイルスに感染し、ファイル交換ソフトを介して児童の個人情報がインターネット上に流出したと発表した。

 同教委によると、流出したのは05年度に在籍していた全校児童374人の名前、住所、電話番号、生年月日、保護者・兄弟名のほか、児童の交通事故報告1件など。流出による被害は今のところないという。同教委は、個人のパソコンには個人情報やファイル交換ソフトを入れないよう指示していた。

 7月29日朝、匿名のファクスが町教委に寄せられ、分かった。同12日に流出したとみられる。同校は30日、全児童や名簿が流出した卒業生ら計約590人に、謝罪と説明の文章を郵送した。

 同校では今月15日にも、男性教諭(25)が児童の個人情報が入った記憶媒体を紛失している。町教委は「全教職員のパソコン管理の徹底と、再発防止、信頼回復に全力を尽くします」としている。【沢木繁夫】

毎日新聞 2008年8月1日 中部朝刊

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