北京(CNN) 北京五輪開幕が2日後に迫った6日午前6時頃、メイン会場の国家体育場(鳥の巣)付近で、チベット独立を支持する外国人活動家4人がチベット旗や横断幕を掲げた。
国営新華社通信が警察関係者の発言として語ったところによると、4人は男性3人と女性1人。横断幕は男性2人が電柱に登って掲げた。警察は現場に急行し、4人を連行した。
チベット問題に取り組んでいる学生活動家グループは、4人が米国と英国の出身だと述べた。一行は五輪スローガンを踏まえて「1つの世界、1つの夢 チベットに自由を」と書かれた英語の看板などを掲げていた。
4人はこうした看板を約1時間掲げていたと主張しているが、警察当局は約12分間にとどまったとしている。一行は観光ビザで中国に入国した。