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刈田総合病院:大高・東北大大学院教授、副院長に 常勤医は26人態勢へ /宮城

 白石市の公立刈田総合病院の医師不足問題に関連し、管理者の風間康静市長は5日、9月1日付で東北大大学院医学系研究科の大高徹也教授(62)が副院長に就任すると発表した。

 大高氏は東北大医学部卒で内科や腎臓病が専門分野。同病院には今月1日付で高林俊文氏(62)が新院長に就任、大高氏が着任すると常勤医は26人態勢となる。先月25日からは自衛隊仙台病院の医師3人が非常勤当直医として勤務している。

 この日は、刈田総合病院の医師不足に絡み、人工透析患者らで組織する「白石腎臓病患者友の会」(川村規夫代表)が常勤医増員の陳情書を風間市長に提出。川村代表らは「現在約120人の患者が週3回、4~5時間の治療を受けている。病院が閉鎖されれば生命の危機に陥る」とし、約1430人の署名も添えた。【豊田英夫】

毎日新聞 2008年8月6日 地方版

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