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独島:権駐日大使、21日ぶりに帰任

 日本が中学校社会科の新学習指導要領解説書に独島(日本名竹島)の領有権問題を盛り込んだことに抗議し、韓国政府が先月15日に一時帰国させていた権哲賢(クォン・チョルヒョン)駐日韓国大使は5日、21日ぶりに帰任した。

 権大使は出国前、金浦空港で記者たちと会い、「日本が誤った措置を撤回する勇気を持つことを望む。今回、米国の例(米国立地理院傘下の地名委員会が、これまで「韓国領」と明記していた独島についての表記を「主権未確定地域」に変更、後に原状復帰させた問題)で分かったように、誤った措置を改めることは不可能なことではない」と述べた。また、日本側の態度に変化がないにもかかわらず帰任することについては、「業務についての協議のために帰国した大使が、日本側の態度に変化がないからといって帰任しないようでは、一つの問題にとらわれ過ぎ、ほかのことをなおざりにしているという批判を浴びるのではないか」と語った。

任敏赫(イム・ミンヒョク)記者

【ニュース特集】独島問題

朝鮮日報/朝鮮日報日本語版
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