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フィリピン帰りの韓国人旅行客、空港で10時間抗議

 飛行機の遅れに抗議する韓国人旅行客がフィリピン・セブ空港で警備員らとトラブルになり、一連の経緯に不満を持つ乗客が仁川国際空港に到着後、10時間近くにわたり航空会社に謝罪と補償を求め抗議する騒ぎがあった。

 発端は4日午後に乗客166人を乗せ、セブ島を出発する予定だったセブ・パシフィック航空128便が大幅に遅れたこと。マニラからの機体到着の遅れが原因だった。この過程で、航空会社に謝罪を求める乗客とセブ空港の警備員の間でトラブルとなった。警備員は拳銃をちらつかせて、「静かにして早く乗れ」などと乗客を脅したという。

 同便は予定の4日午後9時5分から7時間遅れの5日午前4時15分に仁川空港に到着した。乗客らは到着するや否や、ターミナル内で航空会社の謝罪と補償を要求し抗議活動に入った。乗客らは約10時間後の午後2時20分ごろ、航空会社から謝罪と補償の約束を取りつけて帰宅した。

李衛裁(イ・ウィジェ)記者

朝鮮日報/朝鮮日報日本語版
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