◆中国、産業廃棄油を食用ラードとして販売 [News]
中国でウルトラC級のリサイクルが発覚しました。
なんと使い古した工業用グリスと産業廃棄油を食用ラードとして販売していた会社が摘発され、責任者が逮捕されたそうです。
浙江省にあるこの工業グリスの会社では、産業用として使われたグリスと産業廃棄油を食用ラードとして通常のラードの半額程度の値段で販売し、そしてなんでも「中古グリスを食用ラードとして販売している」っとする密告が当局にあったようでそして工場長が捕まり生産自体もストップしました。
中国で「食」に関するこのようなニュースは初めてのことではなく、つい先日も発ガン性物質があるとされる着色料の「スーダンレッド」を飼料にまぜたエサで作られるアヒルのタマゴが販売中止になり、その前の2004年にも乳児用の粉ミルクを偽造したモノまで販売され、その粉ミルクは実際には全く栄養がなく乳児が栄養失調になる事件もありました。(少なくとも12人の幼児が亡くなり、200人以上が栄養失調の症状に苦しみました)
ちなみにこのラード工場は2005年の8月に生産を開始したそうなんですが、既に生産を止めるように言われてたみたいなんですが、それでも夜の間だけこっそりとこのニセラードの生産をして、実際にレストランや小売業におろされていたそうです。
尚、当然ですが中国でも法律で「ラードは純粋なブタの油を原料としたものに限る」っと決められているそうです。
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中国食品はおっかないっす。
黒ゴマなんかも白ごまを着色したモノがあるって言われてますよネ。そのまま白ごまで売れよって感じですが。
ちなみに一般家庭ではあんまり「食用ラード」ってのは使わないと思いますけど、レストランなんかだと結構使ってるトコロもありますよ。いわゆる植物性油よりも動物性のラードで揚げ物とか揚げた方がこってりとしてるんで若い人なんかには好まれたりもします。ただカロリーが高いけどネ。