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社会

サンマ投げ大会波紋 釧路の若者企画 まちおこし?ふざけすぎ?(08/06 00:26)

 【釧路】釧路市の若者グループが企画した、冷凍サンマを投げた飛距離を競う「サンマー投げ大会」に波紋が広がっている。主催者側は「まちおこし」を主張するが、漁業者などからは「食べ物を粗末にしている」「燃料高で苦しんでいるのに」との声も出ている。

 大会は十日午前十一時から釧路市愛国の新釧路川緑地にあるバーベキュー場で開かれる。参加料は大人千円、大学生以下五百円で、サンマ約三百五十本を用意。予選では一人二回、上位十人による本選では同三回サンマを投げ、飛距離と投げ方の「芸術性」を競う。記録はギネスブックに申請することも検討しているという。投げた後のサンマは洗ってバーベキューで食べる。

 同市内でバーを経営する武内英樹さん(33)ら、社会人、大学生など十数人で実行委員会をつくり、企画した。

 武内さんらは当初、市が管理する「千代ノ浦マリンパーク」を会場に決め、七月に使用を申請。しかし「海と漁業とがふれ合う場所には不適切」と断られた。

 市水産課は「サンマをPRする気持ちはありがたいが、もっとやり方があるのでは」と話す。市内の底引き網漁船の男性船長(55)も「原油高で漁師が苦労しているのに無神経だ」と苦い顔だ。

 一方、同市内で魚の小売業を営む男性(35)は「釧路のサンマを広めたいという熱意を感じる」と理解を示す。代表の武内さんは「批判もあるかもしれないが、何か新しいことをしないと釧路は変わらない。自由な発想でまちおこしをしたい」と話している。

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