岡山放送局

2008年8月5日 19時30分更新

岡山市長ら給与見直し案


岡山市の市長や副市長、それに市議会議員などの給与の見直しについて議論する審議会が5日、岡山市で開かれ、市長の給与を6パーセントあまり引き下げる答申の案がまとまりました。

この審議会は岡山市が来年4月に目指している政令指定都市への移行にあわせて平成8年以降、改定が行われていない市長や副市長などの特別職や市議会議員の給与を見直そうと開いたものです。
岡山市で5日、開かれた審議会には公認会計士や学識経験者などの委員7人が出席し、答申の案をまとめました。

それによりますと市長の給与は、現在の月額124万円から8万円、率にして6.45パーセント引き下げて116万円に、副市長の給与は現在の月額99万円から7万円、率にして7.07パーセント引き下げて92万円に下げるということです。

また、市長や副市長などの退職手当についても市長では今より800万円あまり、副市長では今より430万円あまり、引き下げることにしています。

このほか、市議会議員の月々の報酬を現在の71万から67万円に引き下げることも盛り込まれています。
審議会では5日、まとまった答申の案を8月中旬をめどに高谷市長に提出することにしています。