2008年 8月 5日 |
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県立中央病院でノロウイルス集団感染か
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高松市の県立中央病院で、入院患者や看護師など21人が先月下旬以降、相次いでノロウイルスに感染していたことが分かりました。県立中央病院によりますとノロウイルスに感染していたのは入院患者とその家族15人と看護師6人の合わせて21人です。先月24日から看護師や患者が相次いでおう吐や下痢などの症状を訴えたことから便などを検査した所、ノロウイルスが検出されたという事です。症状はいずれも軽く、17人はすでに症状が治まり残りの4人も快方に向かっているということです。感染原因や経路は現在、調査中ですが、入院患者はほとんどが内科と整形外科の病棟で発症していて、院内感染した可能性が高いと見られています。
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渇水の影響広がる
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四国の水がめ早明浦ダムの貯水率低下で、今月10日にも香川用水への水の供給量を50%カットする第3次取水制限を行う事を5日、正式決定しました。これは、5日開かれた吉野川水系水利用連絡協議会で決定したものです。早明浦ダムの5日午後5時現在の貯水率は40.6%と平年を41.5ポイント下回っています。協議会ではこのまま雨が降らなければ貯水率が30%を下回ると見られる今月10日にも香川用水の供給量を50%カットする第3次取水制限に入ることを正式に決定しました。一方、岡山県でも高梁川水系にあるダムの貯水率が低下し、今月中旬以降、50%を割る恐れがあることから、国土交通省岡山河川事務所は、今月8日に渇水対策を話し合う会議を開くと発表しました。
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小豆島そうめん業者4社に公取委が警告
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「名水使用」と不当表示し、手延べそうめんを販売していたとして、公正取引委員会は5日、香川県小豆島町の美麺本舗など業者4社に対して警告を行いました。公正取引委員会によりますと4社は、3年前から去年にかけて実際には水道水を使っていたにもかかわらず、国の名水百選に選ばれた小豆島の「湯船の水」を使ったとうたい、インターネット上のサイトなどで手延べそうめんを販売していたものです。
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岡山市の住宅でイグアナ見つかる
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4日夜、岡山市の住宅の軒下でイグアナが見つかり、警察が捕獲しました。ペットとして飼われていたものが逃げ出したものとみられています。警察によりますと見つかったのは主に中南米に生息する外来種、グリーンイグアナということです。4日午後9時45分ごろ岡山市春日町の住宅の軒下にいるところをこの家に住む重河孝造さんが見つけ、警察に通報しました。イグアナは重河さんの通報を受けて駆けつけた警察官によって、約10分後に捕獲されたということです。警察では、ペットとして飼われていたものが逃げ出した可能性が高いとみて調べを進めています。
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倉敷市で交通事故、高専生が重体
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5日朝、倉敷市の市道交差点でバイクに乗っていた高等専門学校の男子学生が乗用車と衝突し重体となっています。午前7時ごろ倉敷市高須賀の市道交差点でバイクに乗っていた倉敷市茶屋町に住む高等専門学校3年の18歳の男子学生が出会いがしらに乗用車と衝突しその弾みで道路脇の用水路に転落しました。この事故で男子学生は全身を強く打ち、病院に運ばれましたが重体となっています。現場は男子学生の方に一時停止線がある見通しの悪い交差点で、警察は乗用車を運転していた近くに住む29歳の男性会社員から事情をきくなどして事故の原因を調べています。男子学生は倉敷市内のアルバイト先に向かう途中だったということです。
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加ト吉循環取引事件で元常務ら起訴
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観音寺市の冷凍食品大手、加ト吉が実態の無い売買契約書を偽造し、銀行から11億円余りをだまし取った事件で元常務ら2人が5日、高松地方裁判所に起訴されました。詐欺などの罪で起訴されたのは加ト吉の元常務、高須稔被告と、香川県宇多津町の貿易会社の元社長、山元憲治被告の2人です。起訴状によりますと高須被告らはおととし8月、偽造した加ト吉水産の印鑑を使って大阪市の商社との間で、売買契約書を作り、健康食品を購入する取引があったように偽装しました。そして、商社から債権を譲り受けたみずほ銀行から約11億3000万円をだまし取ったものです。調べに対し2人は、起訴事実を認めています。
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磁気活水器売りつけ、県が業務停止処分
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高齢者などの自宅を訪問し、商品の効果や値段を知らせないまま磁気活水器を取り付け販売していたとして、赤磐市の業者が、岡山県から5日付けで1年間の業務停止処分を受けました。処分を受けたのは、赤磐市に本店があり、岡山市に営業所を持つ「サンテック」です。岡山県によりますと、「サンテック」は高齢者の自宅を訪問し、「ボイラーのせいで水の流れが悪い」などとうそをいって不安を抱かせた上、商品の効果や値段を知らせないまま、磁気活水器を水道管に取り付け、販売していたものです。岡山県は今年2月、「サンテック」に対し消費者に勧誘の趣旨や値段を知らせるよう業務改善指示を出していました。しかし、今年4月になって新たに同様の被害が2件報告されたため、5日付けで1年間の業務停止処分としました。
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全裸ランニング訴訟和解
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浅口市の私立高校の元野球部員が監督に全裸でランニングを強要されたなどとして、450万円の損害賠償を求めていた裁判で5日、和解が成立しました。この裁判は2005年6月、浅口市鴨方町の私立おかやま山陽高校で、野球部員7人が当時の監督から全裸でのランニングを強要され、精神的苦痛を受けたとして、元監督と学校側に総額450万円の損害賠償を求めていたものです。裁判は被告側が責任を認めたため、和解協議が進められていて、5日、最終的に和解が成立しました。和解の内容については明らかにされていませんが、原告側の代理人は「元監督と学校側から誠意ある対応があったので和解に応じた」と話しています。
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岡山・香川両県知事会談
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岡山・香川両県の知事会議が5日、岡山市で開かれ、共通の課題について意見交換が行われました。会議では瀬戸内海での島民の交流や水産資源の保護、経済、観光など両県が共通に抱える課題について意見交換が行われました。この中で今年、開通20周年を迎えた瀬戸大橋の料金問題について、通行料金の大幅引き下げを国に求める事などを盛り込んだ共同アピールを採択しました。また、三位一体改革で大幅に削減された地方交付税を一刻も早く復活させると共に地方分権改革を早期に実現するよう国に求める事も申し合わせました。
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津山市の高原で夏大根の収穫
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津山市北部の五輪原高原では、5日から夏大根の収穫作業が始まりました。標高およそ1000メートル津山市加茂町倉見にある五輪原高原では、夏の涼しい気候条件を生かして4戸の農家が7・2ヘクタールの畑で大根を栽培しています。このうち林繁夫さんの畑でも夜明け前から収穫作業が始まり、午前7時ごろまでにおよそ3000本の大根を収穫しました。ことしは種をまいた6月以降、雨が少なく、日中と夜の温度差が大きかったことから甘味があり、品質は良いということです。夏大根の収穫作業は10月上旬まで続き、今シーズンは約150トンが岡山市の市場に出荷されます。
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町会費着服で実刑判決
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町内会費を着服した男に実刑判決です。業務上横領の罪に問われていたのは岡山市の神崎口町内会の前会長野崎俊明被告67歳です。判決によりますと野崎被告はおととし9月以降、5回にわたって管理していた町内会費約440万円を着服したものです。岡山地裁の藤原美弥子裁判官は「犯行は安易かつ身勝手」として懲役3年の求刑に対し、懲役2年8ヵ月の実刑判決を言い渡しました。
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